2011年01月01日

あじあんじゃんくしょん2に移動しました

このブログは2010を持って一旦終了とさせていただきます。
長い間ご愛読ありがとうございました。
続きは、「あじあんじゃんくしょん2」をご覧いただけるようお願いいたします。
相当前から並行運用してましたのでお気づきのかたもおられると思います。
このブログの過去分は順次、「あじあんじゃんくしょん2」に移していきます。
まだ、移行していない分に関しては面倒ですが、このブログに戻ってごらん
いただけるようお願いします。

「あじあんじゃんくしょん2」
と友人の
「上海茶館」
両方の検索サイト
「雲海倶楽部」
を今後は宜しくお願いいたします。
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2010年12月31日

最近飲んでる、陽羨茶

「あじあんじゃんくしょん」は今年一杯で閉じてしまう予定です。
来年からは、「あじあんじゃんくしょん2」をご愛読いただけますようお願い致します。
「あじあんじゃんくしょん2」は現在すでに運用していますのでいつでもご覧いただけます。

格別の意味はないがやりだしたら何となく癖になってしまっている。
ただし、その度に何を飲むか茶を吟味して淹れるのも面倒くさい。
「普段飲みの茶を決めとかんといかんなあ」
あんまり高級なのばっかり飲んでるわけにもいかんし、おいしくない
のももちろんいかん。
それで時々思い出して飲んでいる、陽羨茶にしてみた。
ずっと前に太湖の向こう側の宜興というところに紫沙壺という有名な
急須を買いに行った時に偶然教えてもらって買った茶だ。
この時は飲んで見て緑茶が気に入った。しかし、地元の人は紅茶を
好んで飲んでるよという話だった。
それで、今回は緑茶と紅茶を半々にブレンドして飲んで見ることにした。
これはなかなかいける。
ふだんがぶがぶと飲む茶にちょうどいい。
紅茶の味わいがあるし、緑茶の香りもある。おだやかな味だ。
中国でも昔は有名だったそうだ。
日本でも知る人ぞ知るという茶だそうだ。
買った時の名刺を探して見て見た。
無公害緑色食品と書いてある。
「ほう、こんなええもんやったんや」改めて感心した。
村のお茶屋さんで量り売りで買ったからえらい安かった。
又、機会があったら新鮮なやつでもっと上等なやつを買いにいかないと
いけない。
いろいろ旅行して偶然見つけて買ったものが、後で気がついてみたら
えらいええもんやったという事がよくある。
「後の祭」とはこのことだ。
しばらくはこれでいこう。

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毎週金曜は酒や茶に関する話です。
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2010年12月30日

オールマンブラザーズ、フィルモア・イースト・ライブ

「あじあんじゃんくしょん」は今年一杯で閉じてしまう予定です。
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車に乗る機会が減った。殆ど運転しないからだ。それとともに車で
ラジオを聞く事も殆どない。たまに車に乗っても面倒だからラジオを
つけないのだ。
久しぶりに聞くともなくラジオを聞いていたら、なかなか良い音楽を
やっていた。こてこてのブルースだ。
「誰やろ?」と思っていたら、ディスクジョッキーが
「オールマンブラザーズの伝説のフィルモア・イースト・ライブです」と
ささやいていた。
懐かしい。やっぱりええ曲や。家でじっくり聞き直したくなった。
しかし、あいにくレコードもCDも持っていない。
が、今は便利な世の中だ。夜中にネットでアマゾンに注文したら翌々日
にはもう届いた。
絶頂で光輝いたあとはおきまりの麻薬づけで壊れて行った人たちだが、
全世界を熱狂させたこの輝きはすばらしい。
ロックといえどもまるでジャムセッションだ。
緊張が漲っている。
先日、紹介したオン・ザ・ロードを読んでからあまり日がたっていない。
これはビートニクの時代の話だが、底に流れるものは同じだ。
やっぱりブルースはええなあ。
寒い日は、家でブルースに浸っていよう。
オーディオが直ってよかった。

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毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。
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2010年12月29日

天神橋、坦々の坦々麺

「あじあんじゃんくしょん」は今年一杯で閉じてしまう予定です。
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「あじあんじゃんくしょん2」は現在すでに運用していますのでいつでもご覧いただけます。

久しぶりに坦々麺が食べたくなった。
あの汁のない本格坦々麺が恋しくなったのだ。
「いらっしゃい」上品なおじさんが出迎えてくれる。
どうもあのおじさん、どっかで見たことがある。前にこの近くで同じ経営の
「好吃」という店があった。イタリア料理店の2階でウエィティングバーまで
ある、とても中国料理店とは思えない店があったが、そこに行った時に
出迎えてくれたおじさんと同じだと思うのだ。
「好吃」は安くはなかったが、感じのいい店だったし、本格四川料理が
食べられたので好きだったのだが、もう今はない。残念だ。
多分料理は似たような傾向だと思うが、やっぱり雰囲気が一番大事なのだ。
「坦々麺下さい」
「辛さはどうします?」
「特別辛いのを」
前にも紹介したことがあるが、東京にある四川料理店風のシステムで、
定食だと、ご飯がおかわりできる。それに付け合わせのおかずもお代わり
できるのだ。東京だと、定食でなくてもいいし、おかずも水餃子や
野菜炒め、分厚く切ったザー菜なんかも食べ放題なのでこっちはちょっと
けちってるかな。
今は沢山食べる人ではないので、それは関係ないのだ。
さて、坦々麺が来た。
「足りなかったらどうぞ」唐辛子と山椒の粉をつけてくれた。
勿論全部入れてしまった。
ここの麺は独特でもちっ、ねばっとして歯ごたえがある。
四川風の辛いタレによくからんでおいしい。辛さの中にゴマの甘さと
風味がからみ、中国山椒のびりり感も加わって相当おいしいのだ。
隣のテーブルでは麻婆豆腐を食べている。
「こっちも旨いのだ」
同行者がいれば両方食べれたのに残念だ。

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店名、「坦坦」
ジャンル 四川料理
住所 大阪市北区天神橋1−20−3
電話 06-6351-0453
営業時間 11:30-14:00 17:30-22:00
定休日 火曜日
言語 日本語
メニュー 日本語

毎週水曜は食べ物に関する話です。
タグ:B級グルメ
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2010年12月28日

最近夢中で読んだ本の話、ジャック・ケルアック、佐々木丞平他

早いもので今年もあっという間に年末になってしまいました。
さて、皆さまにご愛読いただいています、「あじあんじゃんくしょん」は
今年一杯で閉じてしまう予定です。
来年からは、「あじあんじゃんくしょん2」をご愛読いただけますようお願い致します。
実はかなりの期間、両ブログを並行運用しながら、「あじあんじゃんくしょん」の
過去データを「あじあんじゃんくしょん2」に移行する作業を続けていました。
全部ではないですが、或る程度はできたしいつまでも並行運用は面倒なので、年末を
機会に移行してしまうことにしました。過去データは引き続き移行作業をつづけますが
それまでは過去データをお読みになる場合は面倒ですが、「あじあんじゃんくしょん」
でご覧いただきますようお願いします。
これからも、「あじあんじゃんくしょん2」を宜しくお願い致します。

ジャック・ケルアック、「オン・ザ・ロード スクロール版」
実に痛快、わくわくする本だ。とても私が生まれる前に書かれた本とは思えない。
この手にわずかな金があったら、それをつかんでロードに出よう。
バスに乗ったらどこまでも行ける。
バス代がなくなったらヒッチハイクすればいいじゃないか。
どっかに行ったら、誰か友達がいるし、それで少し金を借りたら良いじゃないか。
金を借りられなきゃ、ちょっと働いたいいじゃないか。
それで又、ロードにでよう。
話は、緊迫感に満ちている。道が前へ前へと進むように、この書かれた紙も
前にすすむ。小説ではない、物語りですらない。ひたすら前に進むのだ。
その気分のままに果てしなくロール状に書き下ろされていくのだ。
ニューヨークからデンバーまで、更にカリフォルニアまで、
行ったり帰ったり、気持ちは常に、「ロードへ!」なのだ。
こんな人は、このあとどんな暮らしをするのだろう。
そっちの方が気になる。

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佐々木丞平、佐々木正子、小林恭二、野中昭夫、「蕪村、放浪する「文人」」
表紙に与謝蕪村の「夜色楼台図」がある。
これだけでこの本を読んでしまった。
こんな画を描ける人はすばらしい。京の町屋にしんしんと雪が降る。
夜が更けてきた。遠くの山の稜線が月明かりにきりりとしている。
家々はしずかだ。ほんのりと灯りがともっていて人の暮らしのぬくもりが
心を打つ。
蕪村は私の大好きな画家だ。文人としての生き様も大好きだ。
飄々洒脱な感覚が感じられる。
この本を読むと、少ししか知らなかった蕪村の句の世界が大きく広がって、
まるで画を見ているようだ。
みじか夜や枕にちかき銀屏風
狩衣の袖の裏這う蛍かな
山暮れて紅葉の朱を奮ひけり
宿かさぬ燈影や雪の家つづき
牡丹散て打ちかさなりぬ二三片
メモしてたらノートが一杯になってしまった。

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毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。
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2010年12月27日

白檀のミニ鳥籠

早いもので今年もあっという間に年末になってしまいました。
さて、皆さまにご愛読いただいています、「あじあんじゃんくしょん」は
今年一杯で閉じてしまう予定です。
来年からは、「あじあんじゃんくしょん2」をご愛読いただけますようお願い致します。
実はかなりの期間、両ブログを並行運用しながら、「あじあんじゃんくしょん」の
過去データを「あじあんじゃんくしょん2」に移行する作業を続けていました。
全部ではないですが、或る程度はできたしいつまでも並行運用は面倒なので、年末を
機会に移行してしまうことにしました。過去データは引き続き移行作業をつづけますが
それまでは過去データをお読みになる場合は面倒ですが、「あじあんじゃんくしょん」
でご覧いただきますようお願いします。
これからも、「あじあんじゃんくしょん2」を宜しくお願い致します。

前に江南の旅の話をしたときに、最後の上海でミニ鳥籠を買った話をしかけて
途中でやめてしまったのは、単にブログのネタ数をキープしただけの事だった。
それでやっと本日登場するのだ。
といっても何の事はない。ただの細工物だ。
私は最初これをてっきり虫籠だと思った。
中国では昔から貴人やお金持ちは蟋蟀などを小さな容れ物に入れて飼うのがお洒落
だったのだそうだ。
北京の骨董屋や上海の骨董屋でそういう蟋蟀の入れ物を見た話もしたことがある。
掌に載るようなものが何十万円もしていた。そいう話は「紫禁城の黄昏」にも
出て来るし、中国を舞台にしたロバート・ファン・ヒューリックのディー判事
シリーズの推理小説にも出て来る。水上勉の北京の柿というエッセイにも出て来た。
よくある話なのだ。
しかし、今回は蟋蟀入れではなくて鳥籠だった。
中国人は鳥を買うのが好きだ。それが嵩じて鳥籠にもこるようだ。
映画や本の中でもよくでてくるが、お互いに飼っている鳥を見せ合うと共に
鳥籠も見せ合って自慢しているのだ。鳥よりもむしろ鳥籠に莫大なお金がかかって
いるようでもあるのだ。その細工の精緻さ、材料のすばらしさ、形の良さ、など
など自慢したらきりがない。
そういう事でこういうミニチュアを楽しむという趣味もあるのかもしれない。
そうだとしたら鳥も欲しいところだ。中に精巧な鳥が入っていて、ピヨピヨとか
ホーホケキョと鳴いたら楽しいではないか。
まあ、それはええとして、小さいけどよくできている。本物そっくりだ。
それに白檀の良い匂いがする。
「これいくら?」と聞くと、「500元」と言う。
「ちょっとだけ負けてよ」というとよっぽど考えたふうをして、「450元という」
「300元でどや」というと、えらい剣幕で怒りだした。
これを造るのにどんだけたいへんやったかというようなことをわあわあ言うとる。
「お願いや、友達やんか」というても収まらへん。
しょうがない「380元でどや」というと、にやっとわらって、
「あんたものわかりええな」という顔に急変して、それでok。
おもろいおっちゃんや。
という話でした。

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毎週月曜はこだわりのモノの話です。
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2010年12月26日

京都、西田屋の柴漬け

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これからも、「あじあんじゃんくしょん2」を宜しくお願い致します。

確か、南座の前から207番のバスに乗るんやったなあ。
東大路をずっと南に下って、清水寺もすぎて、国立博物館もすぎて、今熊で降りるん
やった。
降りたらバス停のすぐ先にある信号を左に曲がると目の前に見えるのが西田屋だ。
ずっと前から知りたかった、柴漬けの西田屋を友達にやっと教えてもらったのだ。
それで又買いにきた。
例の柴漬けとすぐきとちりめん山椒を買おう並ぶ。小さな店なのにレジの前だけ
並んでいるのだ。それも、皆さん、手に一束送り状を持っている。地方の知り合いに
送る人がおおいのだ。ここの柴漬けはそれほどの人気なのだ。
ちゃっちゃと買って、バス停に戻る。帰りのバス停は当然ながら道の向こう側だ。
赤信号がなかなか変わらない。
帰りは三条まで行くから202番のバスや。
「こんな時、まんが悪くバスが来て、乗れんまま行ってまうんやで」とひとりで
ふざけて考えてたら、「ほんまにバスがきよった」
「信号変われ」と焦るが変わらない。バスに手を振ってみるが役に立つはずもない。
そのまま行ってしまった。
さて、柴漬けだが、ここのは胡瓜の柴漬けだ。綺麗な赤紫色をしている。
これが実にうまい。適度な酸味と胡瓜のはざわりが絶妙なのだ。
それに、一袋に一個だけ入っているみょうがも楽しみで、柴漬けを食べながらこの
貴重なみょうがをいつ食べるかも大問題なのだ。
今回は、千枚漬けも試してみた。
甘酸っぱくてしゃりしゃりして、酒のあてにちょうどいいのだ。
日本酒がすすむ。
京都は漬物もおもしろい。
場所を教えて貰ったからこれからも自由に行ける。バスの乗り方も大分わかってきた。
500円で1日乗り放題ってあるんやね。3回以上乗ったら元とれる。

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2010年12月25日

京都、深草、石峰寺

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前から行きたくてなかなか行けなかったところがある。
京都、深草にある石峰寺だ。
遠いわけでもないし、分かりにくいわけでもない。行きたいと思いつつ
忘れていただけのことだ。それで突然想い出して、無性に行きたくなった。
何故かと言うと、若冲がアレンジした石仏があるというのだ。
若冲が直接、石を彫ったわけではないが下画は全て描いたと思う。
ちょっと小雨模様であったが、京阪深草の駅を左手、山手の方に出ると
すぐに案内の看板があってありがたい。
左に曲がってから細い路地をまっすぐ行くと、山をちょっと登ったあたりに
寺の山門が見えてきた。
近くまでくると長い石段がある。なんのこれしきと上って行くと、
中国風の赤い塗り壁の山門がある。
「珍しく派手な山門やなあ」
中に入ると、「石仏五百羅漢」とあるから、「ここや、ここや」間違いない。
「撮影禁止って書いたあるで」、「何で?」何が痛むんやろ。
「著作権かなあ?」ようわからん。
とにかく行こう。その路地を入る前に、「若冲の墓って書いたあるで」
「ほんまや、是非参っていこ」、「天才にあやからなあかんもんなあ」
山道の戻って、少し登ると石仏群が現れた。
五百羅漢というだけあって、えらい沢山ある。
「これはええなあ」道の右下の方、殆どくずれかけた石仏が数体身を寄せ合っている。
布袋腹をだしたおじいさんのよう、気の良いとなりのおじさんのよう、赤子を抱いた
おかみさんのよう、年月にゆるゆると磨滅されて土に還りそうな今になって天から命を
もらったかのようだ。
托鉢の僧たちもいい。顔のようなかたちの中に、すこしのくぼみがちょんちょんと
あるだけで目とわかり、鼻もあり、口を閉じて祈っている僧もいれば笑っている僧も
いる。ずらずらずらとどこまでも並んでいて楽しい。
時の経つのを忘れそうな空間がここにはあった。

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2010年12月24日

天王寺、「和源」で生ビール

早いもので今年もあっという間に年末になってしまいました。
さて、皆さまにご愛読いただいています、「あじあんじゃんくしょん」は
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先日、昔の仕事仲間と久しぶりに酒を飲んだ。
天王寺の、「和源」というところだ。
「予約いいですか?」、「いいですよ、カウンター席用意しときます」
やさしそうなおじさんの声だった。
ちょっと遅れたが、カウンター席に予約席と書いて待ってくれていた。
なかなか良い感じだ。
話は飛ぶが、その後「和源」に又予約を入れたら、
「すみません、予約席は満席です。カウンターは予約できないので
来た順番に入ってもらってます」と今度はしっかりした女性の声だ。
話が違う。人によって対応が違う?
ようわからん。
それはおいといて、その時の話。
「とりあえず、生ビール」
「このビールうまいなあ」店の名入りのグラスだ。
中身はなんやろ?エビスかな?
ビールでこういう風に凝っていると後が楽しみだ。
久しぶりの友人と話がはずむ。
「おっちゃん怖い顔してんなあ」別に不機嫌なことはないとおもうけど
地顔が怖いと損やね。
ちょっとはらはらしながら料理を待つ。
鰹のたたきだ。
これはうまい。切り方も丁度好いし、さっと炙りぐあいもいい。カリカリの
ニンニクを添えて旨さを引きたてている。
「おいしいわ」と思わず声をかけたら、怖い顔でにっこりしてくれた。
刺身の盛り合わせも値段以上のものがある。
「何か魚の煮いたんないの?」
「太刀魚がええなあ」
「今日は寒いから湯豆腐してくれる?」酒はビールから熱燗になっている。
銘柄は何かわからんけど、店置きの酒がうまい。
話はすすむし、酒もすすむ。
料理がええ味やから卵焼きもうまいはずだ。
「出汁巻き卵してくれる?」
ふわふわでおいしい。やっぱりええ味だしている。
「おいしいわ」怖い顔みてんのもいややから笑顔を期待して又言った。
また、にっこり。
ええ雰囲気やんか。
久しぶりの友との語らいも、飲み過ぎに終わってしまった。
料理の写真もろくにとってないしまつだ。
次行く時は予約の時におっちゃんやったら行く事にしよう。

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店名、「和源」
ジャンル 日本料理
住所 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目2番5号
電話 06-4399-5550
営業時間 12:00PM〜11:00PM
定休日 日曜日
言語 日本語
メニュー 日本語

毎週金曜は酒や茶に関する話です。
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2010年12月23日

映画、「死刑台のエレベータ」

首尾よくいった、さあ逃げよう。
車にのってビルを見上げると、大変だ、カギのついたロープを忘れて来た。
さっと行ってとって来よう。警察に見つかったら犯行がばれてしまう。
エレベータに乗っても気があせる。と、突然エレベータが停まって電気が
消える。みんな退社したから保安係が電源を切ってしまったのだ。
男は出られない。残してきた車に、花売り娘のチンピラ恋人が興味を示して
いる。金持ちの良い暮らしがあこがれなのだ。
と言う間に、二人とも車にのって出発してしまった。あてもなく。
夜が更けてくる。男は出られない。あせっていろいろ試みるが徒労だ。
女が待っている。男が来ない。
「殺せなかったんだわ、いくじなし。でも、どこへ行ったんだろう」
若い恋人たちはつぎつぎと何かを引き起こしていく。
もう夜があける雨が降って来た。女は男を探す。
このジャンヌ・モローの存在感。
やっぱりすごい映画だ。
バックには、マイルス・ディビスのトランペットだけ。
ピアノとベースとドラムスだけが静かにそっと音を添える。
このレコードどっかにあったはずだ。
わずかの所蔵レコードをくまなく探しても見当たらない。
「あった」
一枚のレコードというのではなくて、オムニバス盤のような
レコードに収録されてたやつを持っていたのだ。
レスター・ヤング、コールマン・ホーキンス、チャリーパーカー、
セロニアス・モンクなどあまりにも盛りだくさんだ。
でも、もいっかいゆっくり聞こう。
そして、この映画、いまだにカッコいいし、
サスペンスとしてなかなかのものだ。
さあ、エレベータに閉じ込められた男はどうなる。
夜の街を彷徨う女はどうなる。
若い二人はとうとう人殺しか。

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毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。
posted by さかな at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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