2010年01月31日

「あらっー雨漏りが・・・」

久しぶりに実家に帰った。寒い日だ。
2階で変な音がする。
「ぴちゃぴちゃ・・・・・」
「えらいこっちゃ」雨漏りがしているのだ。
それも、畳の上にぼたぼた落ちている。
長いこと人が住んでないから、何も手入れをしていない。少しばかりの雨漏りは
今までもあったが、壁がしみたりする程度だったから、見なかったことにしていた。
しかし、今回は大変だ。既に畳はずくずくになってきている。
「どうしよう」と思ったが、どうしようもない。
とりあえず、大きめのバケツを探してきて置いた。
「このままほっておくわけにはいかない」、あせって友達に電話した。確か、
彼の弟さんが防水工事の仕事をしているはずだ。
それで、数日後、其の人と一緒に再び実家に帰った。
恐れた程、壊滅的ではないが、畳一枚が、「水害の後」状態だ。
隣の畳みにも及んでいる。
それはそれとして、雨漏りはどうだろう。
早速専門家が屋根に登って調べてくれている。
誰も住まない家を本格的に直すのも大変だから、応急修理ということになる。
「どうなん?」
「これやったら、今直るよ」、「応急ということやけど」
「それは助かるわ」
さすが専門家だ。私が、せっせとずくずくの畳を取り除いている間に直してしまった。
ありがたい。
しかし、これから先が心配だ。手入れをしないうちに少しずつ崩壊していくのかも
知れない。
外から壊れると、修理も必要だ。
困ったものだ。

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2010年01月30日

絶対お薦め、京都の上海料理、「上海人人飯店」

まだ、開店前だ。
又又、昨年末の話だが、水墨画の老師と友人とで、たまたま時間ができたので、
「飯でも食おうよ」という事になった。
「まあ、忘年会やね」
というが、時間が早すぎて、ちょっと飲んで食えるようなところはどこも開いていない。
「知り合いがいるから」と老師が連絡をとってくれた。
「丁度今から店開けに行くとこやから」ということで皆一緒に行った。
店に入るとまだ暗い。コックさんが寝ている。
「ランチタイムで疲れたんや」
「起きるまで簡単なモノから食べよう」
と言う事で宴会が始まった。
この店は上海料理だ。老師とマスターも上海語でバンバン喋っている。
「まったく何のこっちゃわからへん」
中国語に堪能な友人もお手上げだ。
味は素晴らしい。
「ちょっと甘い目で、あっさりしてそうで味が濃い、しかし食べ易い」
という美味しい上海料理の特長だ。
料理の注文は全部老師にお願いしたので、何が何かは定かでないが、
とにかく美味いのだ。
上海蟹もある。
バイヂュウと特別な薬味に漬けておいたものだという。
これが又、神秘的に美味い。
極めつけが紹興酒だ。何年モノか聞きもらしたが、かなりの年代物だと思う。
コクがあってまろやかで味が濃い。言う事はないのだ。
とうとうへべれけになってしまった。

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この店は絶対にお勧めだ。
京都市中京区寺町御池上る本能寺前475雅会館1階
電話 075-211-0707
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2010年01月29日

世界一の地ビール

一口飲んで驚いた。「これは美味い!美味すぎる!」
濃いコーヒ色で実にきめ細かい泡が立つ。
焙煎モルトということでほのかな燻じょう匂いがして麦芽とホップの存在感が心地よい。
「強い」という感じがまったくなくて、まろやかで甘い。泡もうまい。
これは、箕面ビールという地ビールでイギリスでの世界ビール大会で第1位になったビール
だそうだ。
実は、ある日テレビを見ていたら、世界一の地ビールが大阪、箕面にあるという事で
紹介されていたのだ。
長年の苦心の末、すばらしいビールを創りだす事ができたと言う話をやっていた。
それなら早速飲みたいではないか。
いつも癖で、「明日早速行こう」とネットで場所などを調べた。
しかし、よく考えたら、こういうのって、作っているところで直ぐに飲ませてもらうのが
一番うまいはずだ。
しかし、場所的には車で行く事になる。
そうなると飲めない。
「困ったもんだ」
「行って飲みたいなあ」
と悩んだがそれは無理だ。
それなら、行くよりは、いっそ通販で買ってしまおうと、その場で注文した。
やはりテレビを見て、注文が殺到しているらしく、「できるだけ急ぎますが、しばらく
お待ち願います」とメールの返事が来たくらいだ。
それでも、あまり待たずにやってきた。
毎日楽しみで少しずつ飲んでいる。
確かに美味しい。
しかし、上等すぎる。高級ケーキみたいなもんだ。
「普段酒にはできへんなあ」と思った。
時々、極上の味を楽しむ事にしよう。

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毎週、金曜は、酒や茶に関する話です。
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2010年01月28日

ジョン・コルトレーン、[Ballads」

吹き抜けるような、アグレッシブなサウンド。
高揚しているが、瞑想的でもあった。
ジャズと対峙するという気分にさせてくれる演奏であった。
このアルバムは残念ながらレコードではなく、CDだ。
あのアグレッシブな「コルトレーン節」は結構レコードを持っているが、こういう
静かなバラードは其の当時買ってなかったのだ。
しかし、今聞くとすばらしい。
実に繊細なコルトレーンのサックスが印象的だ。
それに、マッコイ・タイナーのピアノ、エルビン・ジョーンズのドラムスも素晴らしい。
もちろん天才達の集まりだから当然だが。
解説を読んでみると面白い。
このアルバムは実は出た時はかなり不評だったようだ。
あのアグレッシブなコルトレーンが変節したのかと思われたのだろう。
実際は、
「あの頃はマウスピースの調子が悪く、色々細工しているうちに逆に壊れてしまったんだ。
それで早い曲を吹けなくなってしまい、代わりにマウスピースもなく困り果てた結果の
産物なんだ」
というような事情だったとコルトレーンは語ったそうだ。
こんなハプニングで生まれたアルバムだが、
実に抒情的な美しい演奏ばかりだ。
寒い夜は、ウイスキーでも飲みながらじっくり聞いてみよう。

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毎週、木曜は映画、音楽、書画に関する話です。
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2010年01月27日

四川の麻婆豆腐の素

我が家では、麻婆豆腐は割と人気のあるメニューの一つだ。
しかし、最近私が作っているのは、あまり評判がよくない。
中国で買って来た唐辛子や花椒をやたら入れるので、辛すぎるのと、花椒も家族の
口には合わないようなのだ。
それに自分でも思うが、中国で食べるように味にコクがない。
調味料が不足しているからしようがないが、物足りない事は確かだ。
「なんとかしたいなあ」と思っていたら、先日、四川省成都に旅行した時、
いいものを見つけた。
「麻婆豆腐の素」だ。
それで使ってみた。いきなり一袋入れて台無しにするのは怖いので、最初は1/3くらい
にしとこう。
なかなか良い香りがしてきた。今日は唐辛子と花椒は控えめにしておこう。
今回はわりと美味く行った。家族にもそれほど不評ではない。
日本的、麻婆豆腐としてはましな方かもしれない。
しかし、自分ではかなり不満だ。
本物の四川料理の、鮮烈な辛さの奥にある深い味が欲しいのだ。
花椒も料理に単純に入れただけでは、十分な香りと痺れが出ているとはいえない。
もう少し調味料を調べてみないといけないかもしれない。
そう思って手元にある四川料理の本を見ても、麻婆豆腐はのっていない。
本格料理というより、家庭料理の一種という扱いなのかもしれないなあ。
まあ、もっと研究してみることにしよう。
山椒も、海南のかねいち商店、「ぶどう山椒」を試してみないといけない。

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毎週、水曜は食べ物に関する話です。
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2010年01月26日

最近夢中で読んだ本、小林信彦、岡本綺堂

小林信彦、「うらなり」
夏目漱石のあまりにも有名な、「坊っちゃん」という本。
その本に脇役として、うらなり先生が出て来る。
坊っちゃんは、陽気で脳天気でいいけれど、あの本を、「うらなり先生」の立場から
みたらどうなるだろう。あまりにも理不尽な扱いを受けて、何も言わずに舞台から
退場していったあの人は、本当はどうおもっていたのだろう。
そして、その後どんな人生を送っていったのだろう。
坊っちゃんや山嵐のしたことはどうなんだ・・・
赤シャツと野だいこはどうなった・・・
マドンナは本当はどう思っていたの?
結局マドンナと結婚したのは誰なんだろう。
別の視点から始まった物語は、どんどん広がって行く。
又一つの人生絵巻だ。
これは、これで楽しい。

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岡本綺堂、「影を踏まれた女」
「三月三日は昼ごろに一通の速達郵便が私の家の玄関に投げ込まれた・・・」
という出だしで始まる。
そして、この手紙である屋敷に集められた人達には有る趣向があった。
主の願いで、一人が一つずつ世にも奇怪な話をすると言う事だ。
そういう話を持ち合わせていそうな人が招待されたというわけだ。
青蛙神、利根の渡し、兄弟の魂、・・・・・・影を踏まれた女・・・
怪奇小説と言っても、譬えば和泉鏡花の話は何だか不気味でしかも美しい。
内田百閧フ話は、気味が悪いが、どことなくユーモアがある。
岡本綺堂の話は、妖しく不気味だが、どこか哀しい。
私はそんな気がする。
渡し場で命を削って仇を待つ男・・・
夜な夜な、娘が覗き込む井戸の底には誰の顔が見える・・・
13夜の美しい月の夜に、影踏みあそびで影を踏まれた娘はどこにいってしまった・・・
綺堂の妖しい昔語りだ。

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毎週、火曜は最近夢中で読んだ本の話です。
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2010年01月25日

上海の藍染屋で買った、藍染生地

昨年末に成都に旅行に行った話をしたが、其の時の最初は上海からだった。
寒い街中を、知ってるはずの四川料理店を探してうろうろして、結局なくなっていた
という話をしたと思う。
それで、がっかりして、「確かここにあったのに」といいながら見た店の、その隣に
藍染の店があった。前には気がつかなかった店だ。
藍染の店は大好きだ。「せっかくやから」と思い、中に入ったが、けっこう薄暗い。
そろそろ店じまいをしようとしていたのかもしれない。
しかし、薄暗い照明の中で見ると藍染はよけい渋く味わい深そうだ。
おいしい四川料理の店がなくなってがっかりだが、元気が出て来た。
この店は婦人物の服が中心の店なのかも知れない。
いつも不思議に思うが、こんな店中国でやっていけるのだろうか?
若い人は、「藍染」って聞いても、「それ何?」と言わんばかりだ。
特別価格が高くて、売れたら利益が大きいというわけでもない。安いものだ。
手作りでやれば作る過程はかなりの技術が必要がだが、品物になってしまえが、技の
冴えが表面にでるわけでもない。
見た目に色鮮やかとか、人目を引きつけるというものでもない。
柄もワンパターンが多い。
しかし、中国でもベトナムでも田舎に行けば、伝統の工芸品としてかならず登場する。
やっぱりどこにもお客がいるのだ。
私が惹きつけられるように、どこにもこういうものに魅力を感じる人がいるのだ。
日本でも藍染の好きな人は多いと思う。
それならもっと売れる工夫をしたらいいのにと思う。
この店でも、やはり買いたくなるような製品は少なかった。
デザインや使い勝手がちょっと?なのだ。
私の個人的な感想だけではないと思う。
それで、とりあえず反物を切って貰って生地で買って帰ることにした。
時間があったら、何か面白いものを考えてみよう。
天然の藍が発するモノは体にもいいそうだ。

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毎週月曜はこだわりのモノの話です。
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2010年01月24日

京都蹴上浄水場

昨年末に富岡鉄斎、泉屋博古館を見た帰りだ。雨も上がったので歩いて帰る事にした。
ぶらぶらと歩いていたら、いつの間にか平安神宮を過ぎて、京都市美術館、動物園の
あたりまで来ていた。
浄水場のようなものがある。「蹴上浄水場」と書いてある。
いつもは車で通り過ぎる事が多いので、あまりじっくり見た事がない。
「なかなかええやんか」
実は、昔、このあたりに与謝野晶子と鉄幹が暮らした旅館があったそうだ。
与謝野晶子と言えば、私が住む堺の出身だから縁がある。
「御目ざめの鐘は知恩院聖護院 いでて見たまへ紫の水」
「ろまんちっくやね」
堀にそっとしばらく歩くと、大きな柳の木があった。
「これは姿がいい。おおらかだ」
この枝ぶりと葉の具合は、水墨画でよく出て来る感じだ。
素材に使えるのでよく見ておかないといけない。しっかり写真にとっておこう。
じっと見ていると、てっぺんに鷺のような鳥がいる。
しばらくひょこひょこしていて、そのうち、羽を広げて飛んでいった。
もうすこし、堀のそばを歩いていると、向こうにあの妖しい藤井有鄰館が
見えた。
洋館の屋上に、中国にお堂のようなものがある建物だ。
いつも気になるやつだ。あれも中国から持ってきたのだろうか。
朱塗りで反り屋根。
ものすごく変なバランスやけど何となくおさまっている。
年月のなせる技なのだろうか。

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2010年01月23日

東洋陶磁美術館、「北宋、汝窯、青磁」

行くところを探していたが、美術館などは早々とは開いていない。
それでも探してみると、「東洋陶磁美術館」が開いている。
いつも行くところだが、「今回何やってんやろ?」と見て見ると、
「国際交流特別展、「北宋、汝窯、青磁」考古発掘成果展」というのをやっていた。
「これならええかもしれん」
チケット売り場で、「○○、・・・カードありませんか?割引になりますよ」と聞かれた。
「JAFならあるけど」、しめしめ意外なところで割引がきいてしまった。
こんかいの展覧会、パンフレットにはこんな風に書かれている。
「本展は中国の河南省文物考古学研究所が近年進めてきた河南省宝県清涼寺の北宋汝窯青磁
窯址の考古発掘成果を日本で初めて紹介する展覧会です。・・・・・・・」
ここの青磁のコレクションも見事なものだが、本場の窯跡発掘品を持ってきたのなら
期待が持てる。
「すごなあ。数が多い」
前に中国、鄭州市にある河南省博物館に行った事がある。
入り口に宇宙ロケットの展示があってちょっとびっくりしたが巨大な博物館だった。
この辺は昔で言えば中原にあたる。中国歴史の原点だ。
黄河文明の発祥の地でもあるのだろう。膨大な発掘展示品があった。
もちろん、汝窯の青磁の展示も沢山あった。
今回は、その時みたものも沢山来ているのだろう。懐かしい。
特別展だけでなく、平常展も併設されているので結構みごたえがある。
「ちょっと疲れた」と椅子に腰かけて一服していた。
ちょうど川の向こう側に、ちょっとした古い料亭風のうなぎ屋が見える。
なかなかおいしそうだ。
今日はここに来る直前に食べて来たので、もう入らない。
次はあそこを訪ねてみよう。
次の楽しみができた。

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2010年01月22日

正月だからシャンパンでも飲もう

今年の正月は、フランス料理のおせちを買ってみたという話をした。
まあ、ようするにおいしい酒のあてを買ったわけだ。
それなら、酒もいいのを探さないといけない。
「日本酒もいいけど、良いワインないかな?」と探してみたら、シャンパンがあった。
よく見るとなかなかよさげだ。
「モエ・エ・シャンドン モエアンペリアル」と書いてある。
後でこの会社のホームページを見て見ると、モエアンペリアルについてはこんな風に
書いてあった。
「3種類の葡萄が完璧に調和し、バランスのとれたエレガントな味わい。グラスに注ぐと
緑がかった淡い黄色。新鮮なフルーツと花のやわらかな香りが楽しめます。口に含むと
しなやかな口当たりで、後味はどこまでも新鮮で長く余韻が残ります。」
さすがにここまで完璧とは言えないと思うが、こういう感じであることは間違いない。
料理にもよく合って、今年はおいしい正月だ。
調子に乗ってワインも開けてしまった。
かなり前に買っておいておいた、ドイツワインだ。
「2001er Reichsrat von Burl」とか書いてある。
これも良いモノのような気がする。
「やっぱり美味しい」、雑味がない、すっきりと切れがいい。そう辛口というわけでは
ないが、甘口ではない。
気持ちよくヨーロッパの酒で酔っ払ってしまった。
しかし、手持ちが殆どなくなってきた。
又、良い酒を入手しておかないといけない。

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毎週、金曜は、酒や茶に関する話です。
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2010年01月21日

映画、「地獄の黙示録」

沢木耕太郎の「イルカと墜落」という本を読んだ話をしたと思う。
アマゾンの奥の方をボートで遡って行く話だった。
その話の中で、鬱蒼とした密林に囲まれて、物音も殆どない世界で、静かに河を
遡っているこの感じは、どこかで見た事があるという話になった。
それが、映画、「地獄の黙示録」という事だった。
この「地獄の黙示録」という映画は、ベトナム戦争を舞台にした映画で、メコン河を
奥へ奥へと遡って行くシーンがあるというのだ。その感覚と似ていると言う。
もう30年程前の映画だが、話題になったことだけ覚えている。
ワグナーの「ワルキューレの騎行」をバックに軍用ヘリコプターの群れが飛んでくる
場面が繰り返し宣伝されていた。しかし、見ていなかった。
メコン河というとホーチミンから近いはずだ。
何度か行ったホーチミンが懐かしい。
それなら見てみよう。
「イルカと墜落」の中では、この映画、最初はいいが、後半は中途半端だというように
書かれていた。
確かに、メコンを遡るシーンはなかなか面白い。薄暗いジャングルの中を、だんだん
狂気の世界に近づいていくという気分が良く出ている。
それに、カーツに対するある種の共感さえ起きて来る。
しかし、最後の方は、黙示録をイメージしているのかもしれないが、おどろおどろしい
だけで何の事はよくわからない。
メコンと言っても撮影はフィリピンだったそうだし、ワルキューレのでるシーンは
サーフィン聞違いの司令官だとか、メコンの奥で美人のフランス人とナニするとか
話題作にしては、ようわからん映画でもあった。
しかし、この映画でメコンに行きたくなった事は確かだ。
今度ホーチミンに行ったら、こんな奥地までの冒険はできないにしても、
河とジャングルの雰囲気を見て来る事にしよう。

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毎週、木曜は映画、音楽、書画に関する話です。
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2010年01月20日

大阪出入り橋の洋食屋「インペリアル」

近よく京都へ行く話をするが、昨年末に、京都の川端道喜まで「はなびら餅」を
買いに行った時だ。折角だから帰りは京都で何かうまいもんを食べようと思っていた。
しかし、車でいったが全く渋滞しない。平日だったから当たり前かも知れないが、
あまりにも順調にいったので早く終わりすぎてしまった。
いくらなんでも昼ごはんには、早すぎる。
「しやないなあ」
それなら、大阪に戻って、何か食べよう。
前に京都でうわさの洋食屋に行って、「B級洋食やったら、大阪のインペリアルやろ」
と思った記憶があるので、今日は出入り橋まで行って、「インペリアル」に行って見よう。
それでも、早すぎると思っていたら、丁度ええ具合に豊中から阪神高速が渋滞している。
空港線のいつもの渋滞だ。
ちょうど昼時になってしまった。近所のオフィス街からも食事に来始める時間帯だ。
常連さんで店が埋まり始めた。
同じころ来た人が、「席のキープは出来かねます」と言われていた。
先に来た人が人数分料理を注文してもだめみたいだ。人気店ならしょうがないかもしれない。
「牡蠣フライ下さい」、今日は牡蠣フライを食べてみよう。
一口かじると、衣がサクっとして中がジューシーだ。
身は大ぶりで弾力がある。生臭さはない。上々だ。
「おいしいね」と言うと、家人は、「・・・・・・」
「?」、ちょっと食べさせてと家人が頼んだ、ハンバーグを一口食べる。
「味が落ちたねえ」
ビジネスランチ中心になって、モノによっては味にバラツキがでてきたのかもしれない。
このご時世で、値段と質の両立は難しいかもしれないが、「おいしいB級洋食の味」は
長く続いて欲しいものだ。

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毎週水曜は食に関する話です。
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2010年01月19日

最近夢中で読んだ本、沢木耕太郎、平野久美子

沢木耕太郎、「イルカと墜落」
やっぱりこの人の旅の話は面白い。
今回はブラジルが舞台になっている。
リオ・デ・ジャネイロやサンパウロを起点にして、アマゾンの奥地に行く旅だ。
途中にマナウスというところがある。懐かしい名前だ。それで地図を見ていたら
えいら奥地にある。私は行かなかったが、現役時代、仕事の同僚が行っていた事がある。
こんな奥地で苦労していたんだなあと思った。
話は更に奥地、コロンビアやボリビア、ペルーなどが国境接する最上流のあたりだ。
このあたりに住む原住部族の人達とコンタクトしている人がいて、その人を取材する
旅と言う事だ。
あまりにも外界と接触しないで来た人達だから、一旦、安易に外界と接触してしまうと
簡単に部族全体が滅びてしまうそうだ。
だから、できるだけ外界と接触しないでそっとしておけるよう、いろんな国際的な
組織に働きかけて護っている人達がいる。そのリーダから話を聞こうというのだ。
ピンクのイルカと一緒にアマゾンを遡航する話。
現地に向かうセスナがあろうことか墜落して九死に一生を得る話。
わくわくする。
しかし、アマゾンでも、チベットでも、西アジアでも、少数民族は厳しい目にあっている。
文明に呑み込まれて同化していくのが正しいとは限らない。
日本のアイヌもそうじゃないか。

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平野久美子、「中国茶 風雅の裏側」
中国によく旅行に行って思う事がある。
確かに物価は安い。最近はだんだんモノが高くなってきたけれど、それでも日本よりは
割安感がある。
特に紙や筆、墨、硯など文房四宝などはそうだ。かなり値打ちのありそうなものでも
日本で買う時の感覚からすれば安く感じる。
しかし、骨董品と茶は高い。
骨董品は万国共通だからしかたないかもしれない。
しかし、茶は、安いのもあれば、信じられない程高いのもあって、何がなんだかわからない。
なぜだ。
それでこの本を読んだ。
わかってきたのは、やはり、作られたブランドイメージに踊らされているということだ。
武夷山の大紅袍や洞庭湖の君山銀針、杭州西湖の龍井茶などだ。
確かにおいしいけど、製法、茶葉、摘まれた時期などなどを厳選したということで
希少品となってしまい、昔からの高名な産地の茶がどんどん値が上がってしまうのだ。
そのまわりに偽物や紛いモノや似て非なるモノが一杯あって、消費者には本当はどれが
どれなのかよくわからない。よっぽど知識がないと騙されてしまいそうだ。
それに、普耳(プーアル)茶などは古ければ古いものほど良いということで、茶の味よりは
投機の対象になってしまった面もあるようだ。
何十万円、何百万円もかけて1餅の茶を買っておいて、値上がりを待ってもうけようという
話らしい。
安くても美味しい茶は多いのだから、自分で飲んでみていいなと思うものを納得して買うしかない。
それに、やっぱり知識が伴わないといけない。
難しい世界だ。

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毎週、火曜は最近夢中で読んだ本の話です。
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2010年01月18日

竹細工のミニしゃもじ

前に紹介した、堺の唐辛子屋、「やまつ辻田」と一味を愛用している。鮮烈な辛さが
いさぎよくて好きだ。それに加えて、料理によっては、山椒辛子もおいしい。
七味も風味があってよい。いろいろ楽しんでいるが、買うのは徳用の袋入りだ。
缶入りを買うと入れやすいがすぐになくなりそうだ。
しかし、袋はなかなか使い難い。袋の端を切って、一回分ずつ、シャッシャと器用に
降り出しているつもりだが、時としてガサッと入れ過ぎになる。
うどんの上に真っ赤な塊がのってしまうとさすがに辛いもの好きでも、ちょっと
たじたじだ。それに捨てるのがもったいない。
やっぱり何かに入れようと考えた。よく竹筒を加工して、七味入れにして売っている
が中を見れるようにもしたい。それで、手近にあったガラス小瓶に入れる事にした。
見た目もかわいい。しかし、どうやって取り出そう。これをそっと振ってかけるのだと
袋と変わらない。何か小さいしゃもじのようなものがいるなあと思っていた。
先日、京都三条を歩いていたら、竹松という竹細工店があった。
こういう伝統工芸の店は好きだからよく覗く。だから早い話が、ここならちょうど
良い物がありそうだと思ってきたのだ。
実に沢山の竹細工がある。網籠のようなもの。文箱のようなもの。弁当箱のようなもの。
筒のようなもの。生活道具として味があって温かい感じだ。
そういえばここで小型の竹箒を買ったことがある。ハンディな掃除機もいいが、実際は
竹箒で掃いたほうが簡単で良い場合がおおい。
お箸も沢山あったが、箸なども使いやすいかもしれない。
しゃもじはどうだ?と見ていると、大小いろんな種類が沢山ある。
ちょうど良いのが有った。耳かきをほんとちょっと大きくしたくらいで使いやすい。
家に帰って確かめてみると、用意していたガラス瓶にもすっぽり入るし、一味も
すくいやすい。「なかなか良いではないか」と満足している。
見た目も、そとから唐辛子の紅い色がしっかり見えて食卓にはいいではないか。
他愛もないが、ちょっとだけうれしかった。

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毎週月曜は、こだわりのモノの話です。
タグ:すぐれもの
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2010年01月17日

元旦に白鷺

毎日ウォーキングをやっている。正月がきても休まない。
まあ元旦と言っても特別行事があるわけでもない。初詣に行く前にちょっと歩いても
大した問題ではない。
しかし、折角元日に歩くからには何かしらめでたいものに出会ってみたいものだ。
普通に歩いていたらいつもと同じ景色だから、ちょっと違うところを回ってみよう。
それで、池のほとりに寄って見る事にした。堺は昔から灌漑用のため池の多い土地だ。
あちらこちらに大小の池がある。
それにしても寒い。風がびゅうびゅうと吹いている。
土手を登って歩いて行くと、白鷺がいた。
大きいのもいる。
「これは一応吉祥やんか」と気をよくした。
白鷺も寒そうだ。風に身をすくませているようにも見える。
寒さに強い鳥だから関係ないんやろうけど見た感じがそうなんで、
「寒風の中の鳥」を画に描いてみたいなと思った。
冬の寒さとか、雪とか風を水墨で表すのはなかなか難しい。
更にもう少し歩いていると、どこかの家の庭に柿の木があった。
冬枯れてなかなか良い感じになっている。
よその家の庭に入り込むわけにいかないから、そとから眺めていた。
柿の実が一個寂しげにぶら下がっている。
そして、枝の先に百舌鳥らしき鳥が止まって、「ギー」と鳴いていた。
「白鷺」といい、「百舌鳥」といい、そういう名がついた土地柄なんだから、いても
不思議はないが、とりあえず元旦の吉祥としておこう。
気持ちよく家に帰って早速、落書き帖を取り出して、描いてみた。
「今年の書き初め」やね。
今年も良い年でありますように!

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2010年01月16日

京都三条の旧街道

昨年暮れの事だ。京都三条通りと東大路通りの交差点のあたりにちょっと古びた感じの
喫茶店があったので一幅していた。
中もシックな感じなのだが、見た目の感じとは違って、お店のママさんは、賑やかだ。
明るくて、「わはははは・・・」とよく笑う。それはそれで居心地がいい。
くつろいでいると、カップルが入ってきた。勿論この人たちにも愛想がよい。
この人たちはさっさとコーヒを飲み終えて、ママさんに、「青蓮院はどういったら
いいですか?」と聞いている。きっと青不動を見に行くのだ。
私も行ったばかりだ。私でも道を教えられる。
すると、「こっちの裏道を真っ直ぐ、真っ直ぐ行ったら突き当りのところにありますよ」
「あっちの広い道を行くより、分かりやすいですよ」
「こっちは旧街道なんです。昔は三条大橋のところからずーと続いてたんですよ」
と説明している。
「面白そう」と思わず聞き耳をたてた。
今でも大通りの方は三条からずっと大津の方まで続いているが、ちょっと裏に旧街道
が残っているのは知らなかった。
それでよく聞いておいて私もその道を散策してみる事にした。
なるほど一本違うとまったく景色が変わるものだ。面白い。
すぐに商店街と交差した。この商店街もずっと四条の知恩院方まで伸びていそうだ。
こんどはこの商店街も散策してみよう。
歩いていると、てぬぐい屋さんとかさかな屋さんとかあっておもしろい。
表通りと違って人通りも殆どなくて静かだ。
川を渡って、すこし行くと、なるほど青蓮院の側に出た。
住んでいる大阪堺にも、熊野街道とか竹内街道とかがあるが、特に何が目的と言う事で
なくても、こういう昔の道をちょっと歩いてみると面白い。

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2010年01月15日

四川省の白酒、瀘州老窖特曲

中国の白酒(バイヂュウ)は奥が深い。実に様々な種類がある。
値段も多種多様だ。一本数十円のものから数万円にものさえある。
いったいどれがいいのか、どのレベルくらいにしておいたらいいのか全くわからない。
五粮液、剣南春、洋河大曲、濾州特曲、郎酒、茅台酒、西鳳酒、汾酒というのが8大銘酒
だという。五粮液とか茅台酒など超高級酒は宴会などで飲んだ事がある。
というか、ちらっと美味しい酒やなあと頭をかすめつつも、「乾杯、乾杯」の中で
いきのびるのが精いっぱいで殆ど記憶にない。
製法で分けると濃香型、醤香型、清香型などにわけられるそうだ。
濃香型の代表が五粮液、剣南春、瀘州老窖特曲だそうで、四川省の酒だ。
老窖(古いあなぐら?)という言葉が示すように、醗酵の過程に特徴と秘密がありそうだ。
醤香型は貴州の酒で茅台酒が有名だ。
清香型は杏花村で有名な山西省の汾酒とか、北京の二鍋頭というから北の酒なんだろう。
それでまあとにかく、先だっては四川省の成都に旅にいったから、瀘州老窖特曲という酒
を絶対に買ってかえろうと思っていた。
理由は簡単。五粮液、剣南春などはある程度美味いと分かっているが異常に高いからだ。
安くて美味い酒を探したいのだ。
今回は買い物などする時間の余裕があまりなかったので、晩飯の後に、その近場の酒屋を
回った。しかし、有名な酒のはずなのに無い。
がっかりしてホテルに帰ろうとしたら、隣にスーパーがある。
聞いてみたら置いてあるという。
「よかった」ということで一本購入。
家に帰って、「老窖の味わい如何?」と楽しみに飲んでみた。
うん、まあ、感動するほどではない。美味しい事は美味しいが、、ポイントになる特徴が
ないかもなあという感じだ。
あの二鍋頭のようなガツンとくる鮮烈さがあるわけではないし、驚くほどまろやかでこくが
あるわけでもない。
まあ、値段相応なのだろう。

やっぱり白酒は奥が深い。もっといろいろ探してみよう。

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毎週金曜は、酒や茶に関する話です。
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2010年01月14日

バーデン・パウエル、リヒター/バッハ

最近ブラジルが舞台の本を読んでいた。それでちょっとブラジルの音楽を聞きたくなった。
「確か誰かに借りている、バーデン・パウエルがあったな」と思いだした。
ブラジル音楽とか、サンバとかいうよりはジャズ畑の人だが、もちろんブラジルの人で
ギターの名人だからスピリットは確かだろう。
オサーニャの歌、トリステーザ、黒いオルフェ・・と名曲が続く。
良い感じだ。しかし、ジャケットの解説はあまり好意的でない。特に黒いオルフェなんか
はかなり不満そうだ。私にはよかったけどね。
やっぱり音がいいし、テクニックも抜群だ。しゃれたアドリブが心地よい。
しかし、一通り聞いてしまうと、「えっ、もう終わりかいな?」と若干物足りない。
あまりにもあっさりしすぎかもしれない。
なるほど、ジャケットの解説が不評なのがわかった。
しかし、「そんなんなら、売るな!」や。
中に、71/2のインヴェンジョンというのがあった。バッハ風に仕立てた曲だ。
それならば、本物を聞いてみようと、「リヒターのバッハ/音楽の捧げもの」を取り出した。
昔、音にうるさくて、音楽に詳しい、実に正確な知識を持った知人がいて、その人に
「バッハの「音楽の捧げもの」は良いから是非聞いておいたほうがいいよ」と言われて
買っておいたものだ。私の音楽の好みの傾向を知った上で言ってくれたのだから確かだ。
「うん、これはええ」
しっかりと気持ちに入ってくる。
「今日はこういう感覚が欲しかったんや」
クラシックだが、感覚的にはジャズを聴いている感覚だ。
このままフリーの即興演奏に入っていっても何の違和感もない。
音楽と言うのはみんなどこかでつながっているのだと思う。
気分が乗ってきた。
さあ、香を焚いて、画の練習をしよう。

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毎週木曜は、映画、音楽、書画に関する話です。
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2010年01月13日

「はづき」の親子丼

もう20年程も前になるやろうか?確か梅田の今のOSホテルの近くにあった。
地下に下りて行った小さな店だ。
昼は親子丼だけだ。スープと親子どんぶり。簡単だ。
しかし、確かにおいしかった。鶏肉はしっかり鶏の味がした。
卵も味が濃い。最後に鶏を卵でとじる時にのけておいた黄身を乗っけて完成だ。
この最後の一味は、私にとってはちょっと生すぎて、卵とじ段階でじゅくじゅく
にしてもらった方がいいなとは思ったが、これがこの店の流儀だ。
その後長く行かない間に、つぶれたかと思っていたら、場所を変えて健在だという。
しかも新地の中でやっている。
長い事、昼飯でもカロリーの高そうなものはできるかぎり避けてきたが、リタイア
したら、時には、「ええやんか」と思う事もある。
そういう回数が増えて来たのは問題だが、鶏肉なら少しはましだろう。
勝手に理屈をつけて行く事にした。
ちょっと見つけづらくて、「地図を持ってきたらよかった」と思ったが、
道端に、看板があった。よかった。横に、「日本一の親子丼」と書いてある。
中はあいかわらず殆ど常連さんだ。夜、ちょっと飲みに来て常連になった人が
昼もくるのだろう。「夜の味が気に行って・・」というステップが有った方が
よさそうだ。
メニューもひとつだけ、注文を聞きもしない。
と思っていたら、さすが常連さん。「ご飯大盛り」とか「ご飯半分」とか
細かい注文をしている。それに合わせて具も食べ易く調整しているようだ。
一度に同時に最大二人分しか作らない。時間はかかるが丁寧さが伝わってくる。
「おまちどうさん」と薬味セットも一緒に出してくれる。
こだわりの一味と山椒が味を引き立たせている。
おいしい。
日本一かどうかはわからんけど、美味しい事は確かだ。
今度は、「ごはん半分」でいってみよう。

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「はづき」
親子丼、夜ー居酒屋
北区堂島1-3-9 日宝堂島センター 1F
06-6348-0310

毎週水曜は食べ物に関する話です。
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2010年01月12日

最近夢中で読んだ本、北方謙三

北方謙三、楊令伝 1.玄旗の章、2.辺烽の章
北方謙三の水滸伝、全19巻は文庫本発刊の度に楽しみに読んでいた。
その続きにあたる楊令伝は単行本で発刊されているのは知っていたが、できるだけ読まない
ようにしていた。読み始めるとつい夢中になるからだ。
文学的に価値がどうとか、文章に味わいがとかそういう事をいうまえにとにかく面白い。
手に汗握る、わくわくする話がつぎからつぎへとおしよせてくる。
「水滸伝」で梁山泊軍はとうとう負けてしまった。
宋江は死んだ。
しかし、生き残ったものはいる。世の中は乱れたままだ。
そして生き残った梁山泊軍は少しずつ息を吹き返し、集まり始めた。
もちろん青蓮寺も黙っていはいない。必死の残党狩りが続いている。
そんな中で、呼延灼・張清・史進達、猛将も健在だ。
しかし、楊令はどこにいった。
北の情勢はどうなった?アクダはどうしている。
とうとう金という国を作ってしまった。遼を倒してしまうだろう。
その勢いに中に楊令が潜んでいた。
強い。痛快に強い。
梁山泊の残党はどうだ?
南に結集を始めた。洞庭山、太湖のほとりだ。
なるほど、長江が複雑に入り組んだ場所だから、身を隠すにはよさそうだ。
しかも水の便が抜群によい。
そして、再び梁山泊が築かれる。
楊令が帰ってきた。
棟梁としてだ。
うーん又しばらくとりつかれそうだ。

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毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。
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