2010年02月28日

ホーチミン、フエの旅ー28

フォン川クルーズ
フォン川クルーズは結構楽しみにしていた。1日観光でこのコースを選んだのも、
フォン川のクルーズがついていたからだ。案内書では夕方にクルーズすることになっていて
運がよければ綺麗な夕陽が見れると書いてあった。
「私は運が良いからきっと夕陽が見れるだろう」と実は期待していた。しかし、こんな
真昼間に夕陽が見れるわけがない。適当にコース変更されてしまったようだ。
川岸から舟に乗り移ると、十数人は乗れそうな結構大きな舟だが、勿論客は私とガイド
だけだ。
「どこでもいいから腰かけろ」というので、川を遡るのだから史跡のある旧市街が見れる
右舷側に座った。固定席ではなくて、小さな椅子がいくつかあって、それをどこに置くか
というだけの事だ。
「さあ見るぞ」といっても見えるのは川景色ばかりだ。
それもいい。舟からみる景色は列車や車と又違ったものがある。
視点が低い。川面は道路より下にあるので、どの風景もしたから見上げることになる。
それに家があるわけではないし、道が混んでいるわけでもないので視界が広い。
ゆっくり動くので視界が変化しないようでもあるが、微妙に移り変わっていくのが
実は見厭きない。フエ市街はフォン川の河口になるので、川幅はかなり広い。
100メートルは余裕で越えている。乗ったのは旧市街の一番東側、川下側だから、
新市街と旧市街を結ぶ3本の橋をつぎつぎに通って行く事になる。
水面はあくまでも穏やかで、時々、水上生活者の舟や観光船とすれ違うだけだ。
「近くばっかり見てると酔うてしまうわ」と思い、できるだけ遠くの景色を見ようと
する。運転して居るのはおっちゃんで、おばちゃんがモノを売りに近づいてきた。
「家族でこの舟を動かしてるんです」とガイドが説明する。
「生活しながら観光船をやってるんか?」、子供も後ろの方にいるようだ。
おばちゃんがしきりにモノを勧めてくる。殆どが画だ。
「いかにもベトナム」という感じをだそうとした画。アオザイ、すげ傘、芭蕉の木、
川に舟、お寺の塔、等々。
「こんなん俺が描いた方がましやん」と思いつつも、笑って手を横にふる。
これが駄目なら、こっちはどうだと次のをみせる。又、つぎのを出してくる。
「ちょっと待ってくれ。これやったら景色見られへん」とあわてて景色に目をやり
写真をとる。哀しそうな顔をしてるので、気の毒になって又見る。
又、首を横に振る。他のを持ってくる。その間に必死で景色を見る。
「クルーズでちょっともゆっくりできへん」
ああ、もう着いてしもた。

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2010年02月27日

ホーチミン、フエの旅ー27

舟に乗ろう
ビールも飲んだし、お腹も一杯になってすっかり良い気分だ。外にでると、今日は
日曜日のはずだが、あまり人が歩いていない。観光といっても閑散期なのだろう。
ガイドと二人で新市街のの中をゆっくり歩いていく。雨はもうやんでしまったが、
ホーチミンと違って少し肌寒いのがほろ酔いには心地いい位だ。しかし、昨日の
朝までTシャツと短パンだったのにえらい違いだ。
「これからどうするの?」と聞くと、刺繍工場を見学してから舟に乗ってフォン川
をクルーズすると言う。
5分も歩くと、もう刺繍工場についた。川べりにある立派な建物だ。
どう見ても工場というよりは、店だ。門を入ると綺麗な庭があり、池まで設えてある。
その池を廻って展示館があって、展示即売をしているのだ。
確かに、刺繍作業場の棟もあって、そこでは実際に作業をしている。
しかし?
「これって、普通の店が営業でやっていることやん」
確かに、横で何か説明してくれてるけど、この旅行社がこの店と特別何かの契約を
してるわけではなさそうだ。
「私を連れて立ち寄っただけ」だ。
「こういう観光コースの造り方もあるんやなあ」
「「刺繍店に買い物に連れて行く」って言やええのに」
刺繍の内容や値段を聞くと、店の人が英語で答えてくれる。ガイドは英語を話せない。
「あの人は何ですか?」と店の人が聞いてくる。
「変な観光案内やね!」
変な契約があって、うるさく買い物を勧められないので却ってよかったのは間違いない。
店をでるとすぐ川沿いに舟が一杯ならんでいる。どの舟からも声がかかる。
ある舟を選んで、「これに乗ろう」と言う。
前から契約してあったとは思えない。これもその場で選んだんやろうなあ。
面白い旅行社だ。

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2010年02月26日

ホーチミン、フエの旅ー26

昼飯はイタリアン・フエ料理
ドンバ市場をでると雨は又小降りになっていた。
車に乗ると、再び橋を渡って、新市街に向かう。
所謂ダウンタウンだ。ホテルやレストランが沢山あるところだ。
渡って直ぐに車をおりた。少し歩いたところにレストランがあるそうだ。
「どんなんかな?」
「イタリア料理だ」
「フエ料理食べたいな」
まあ、ツアーについてるやつやからしょうがない。
メニューが来た。「メニューが来るって、料理は決まってるんやろ」
「ビールは自腹というのはわかるけど」
ガイドに聞いてももひとつ要領を得ない。
「まあ、足らんかったら何か追加オーダーしたらええや」とビールだけ注文。
ホーチミンで覚えたFUDAビールだ。すっきりして癖がないから昼飲むのに良い。
ガイドさんに、「一緒に食べようよ、私がお金だすから」と言っても遠慮して
向こうで食べている。広いレストランに客は我々だけだ。
中々料理がこない。ビールが2本目になってしまった。
あわてる必要はない。列車の旅をかみしめながらゆっくりビールを飲んでいた。
やっと料理がきた。
スープに烏賊料理と魚料理だ。それにご飯がついている。
確かにイタリアン風だが、ベトナム料理でもある。
「これでいいじゃないか」
トマト風味のスープはイタリアふうだが、烏賊とレモングラスとトマトの炒め
ものなんかはどっちともいえない。魚の料理もどちらかといえばベトナム風だ
とにかく美味しい。
ツアーについているからと期待はしていなかったが、上出来だった。
ビールも沢山飲んだし、ご機嫌だ。

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2010年02月25日

ホーチミン、フエの旅ー25

ドンバ市場
腹が立ったら腹が減ってきたというわけではないが、フォーというのは、消化
がいいのだろう。朝食べると、昼には程良く腹が減ってくるのだ。
車は元来た道を戻って、更に先、新市街の方に向かって川沿いを下っている。
フォン川だ。広い川だ。フエの街は川の街としても有名だ。
川向こうには宮殿跡のある旧市街が広がっている。
東西に流れるフォン川には3本の橋がかかっている。3本目、一番東の橋を渡った。
だんだん雨が強くなってきた。
「次はどこに行くの?」仕方ないから傘を買うかと思って聞いた。
「ドンバ市場というところです」、「旧市街の中にある大きな市場です」
「それなら傘はいらんやろう」車から降りて入口まで小走りに歩く。
市場の前にも沢山の露店が店を開いている。小雨もなんのそのだ。
入り口付近の人だかりを遠巻きに覗いていたら、ガイドさんが、
「あれはしじみのフォーを売っているんです」と言った。
「シジミのフォーなんて珍しいね」というと、「フエでは人気ですよ」と言う。
「おいしそう」食べてみたいもんだ。
中はホーチミンのベンタン市場と殆ど変らない雰囲気だ。生野菜から精肉、乾物
お菓子、衣料品、ありとあらゆるものが隣合い、ひしめき合い、肩をくっつ合って
売られている。規模からすると、ベンタン市場より遥かに大きいかも知れない。
ベンタン市場のように日本語で声をかけてくることはないが、手を触れんばかり
の親しみをこめて、みな愛想よく、元気の声をかけてくる。
ガイドさんは何故か、ここでは好い顔だ。知り合いが多いみたい。
次々と親しそうに話をしている。それでも目当ての店があるみたいだ。
そこまで連れて行って、「この店は安いし、信用できる」という。
そうかも知れんけど、胡椒も岩塩もホーチミンで買ったあとだしなあ。
さすが、信仰の街だ。精進料理の専門店が沢山あった。
食べ物ばかり見ていたらよけい腹が減ったなあ。

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2010年02月24日

ホーチミン、フエの旅ー24

カイディン帝廟
沢山歩いたので疲れて来たというかかなり食傷してきた。
中国趣味ではあるが中国ではない。何か真似の匂いがあって本物ではないのだ。
自国の文化として消化してないのだ。
対聯や扁額も出典や押韻がちゃんとしてるのか心配だ。よけいなお世話やけど。
やっと終わって又車に乗る。
もう少し山が多くなってきた。更に緑が濃くなっている。
畑では牛が働いている。
道も大分狭くなってきたが観光用にきちんと舗装はされている。
ちょっと小雨がパラついてきた。この旅に傘はきちんと持ってきたが、
チェックインしてシャワーを浴びて、あわてて出て来たので、スーツケース
の中に忘れて来た。しかし、ヤッケをきているから少々の雨は大丈夫だろう。
カイディン帝廟についた。
正面に数十メートルはあろうか幅の広い多階段がある。その先もかなり
高い。階段の上には大きな門があって、ちょっとした撮影ポイントだ。
しかし、ベトナム人の役人らしい制服を着たおじさん二人がずっと
お喋りをしていて一番じゃまになるポイントをどこうとしない。
「なんぎやなあ」
まあ、撮影に執着してるわけやないからええけどね。
帝廟の構造は大まかにはきまりがあるようだ。
中央の建物の手前には兵士や文官の像があってあの世の王国をつくっている
のだろう。ずいぶん背が低かったんやなあ。
両側には塔があって廟を守っている。
そして必ず真ん中の通路を塞いで、衝立が設置されている。
帝が眠る廟内に悪霊が入るのを防ぐと説明しているが、実は、死んだ帝が
悪霊になって出て来るのを防いでいるのだろうと思う。
中に入って驚いた。実に豪華絢爛だ。フランス占領時代に建てられたというから、
フランスの後押しがあったのだろう。
建物の装飾から調度品まですべて外国からきた高価な工芸品だ。
自分の像もキンキンだ。
見ていて腹が立ってきた。外国の後ろ盾で人民を支配するだけで、何の文化も
育てていないじゃないか。外から持ってきたお宝で満足してるなんて、
最低の支配者だ。
「こういう皇帝を持ったんがベトナムの不幸やね」と後でベトナム人の友人に
言ったものだ。

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2010年02月23日

ホーチミン、フエの旅ー23

トゥドック帝廟
ワゴン車でたった一人の客、メコン河ツアーと違って贅沢すぎる。
フエの街は、旧市街と新市街に分かれる。旧市街は午後に行く、グエン王朝の
宮殿があったところだ。今は殆どの人が新市街に暮らしている。その新市街
から更に西南の方に、歴代の皇帝の霊廟が集まっているようだ。
旧市街だけだと多分歩いていけるが、この帝廟までは遠いので歩いていけない。
だからツアーを使う事にしたのだ。お仕着せツアーだから、お土産や見学も
もれなくついている。しかも伝統工芸見学というお題目だ。菅笠作り、お香
作りというが、結局はお土産販売だ。どうせ時間に余裕があるし、一人だけの
贅沢ツアーだから、そんなのがあっても全然かまわない。
車は市街地をすぐに外れて、田園の中を縫うように走って行く。小高い丘が
あり、遠くには山が見える。緑濃い山村だ。今の時期に水田を見ると違和感を
感じるが、南国ベトナムではあたりまえなのだろう。
トゥドック帝廟という処に着いた。
ドアを降りようとすると運転手がドアを開けてくれる。入場チケットはガイド
が買いに行ってくれる。「えらい贅沢やなあ。いつもとは大違いや」
グエン朝というのは、在位期間の短い帝が多い。骨肉の争いを繰り返して
いたのだろう。
中でも一番長いのがこのトゥドック帝で、在位中から造られて、庭園として
使っていたと言う。
「まるで中国やなあ」
北京や蘇州や中国の古都の庭園を見るかのようだ。
池をめぐらし、要所、要所に東屋を建て、それぞれの東屋がテーマ館のように
なっていて扁額や詩が掲げられている。勿論漢字だ。
庭全体に巧みに結構な石や木、花が配置されていて詩情をつくりだしている。
つまり中国文化の支配下にあった事を色濃く残しているわけだ。
中国調が洗練されて美しいと言っているようなのだ。
それにしても広くて大きい。

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2010年02月22日

ホーチミン、フエの旅ー22

朝飯を食って元気をだそう
降りる時もう一つ心配があった。
フエ駅に迎えが来ているかどうかだ。時間を有効活用するために、朝フエについたら
そのまま一日観光に行けるよう日本で手配してあった。頼んだ旅行会社の都合で
不本意だが日本語ツアーしかない。駅からホテルに行って、それからツアーに
参加するのは結構面倒なので、駅のピックアップも頼んであった。準備万端の
つもりだったが、列車が大幅に遅れたら、全てキャンセルだと言われていた。
1時間が大幅かどうかは悩ましいところだ。日本では大幅に近いが、ベトナムでは
どうだろう。「まあ大丈夫だろう」と勝手に思っている。
勿論プラットフォームはなくて、スーツケースを抱えてむき出しの線路側に降りる。
駅舎まで歩いて行く。出口は一か所だ。降りる人はかなり多い。旅行者が多いようだ。
出口が狭いので込み合っている通路を通り抜けると出迎えの人達のプラカードが
見えた。私の名前を見つけて手で合図をする。
手で合図をし合うのがベトナムの習慣みたいだ。道端で立っているシクロの運転手や
バイクタクシーの運転手も盛んに手を揚げてくる。こちらも手をあげると商談が
始まると言う訳だ。
「先にホテルでチェックインしましょう」
どうやらツアー客は私一人らしい。最小催行人数は二人だから一人だったら2倍
払わされる。二人以上になったら一人分返すという事だったが、予想通り、一人
だった。「まあ、気楽でいいか」
ホテルは駅からすぐだった。知っていればピックアップサービスなんか必要なかった
のだが、仕方がない。折角だから、さっとシャワーを浴びた。
「気持ち良い」
「お腹空いてますか?」
「空いてる。簡単なモノでええよ」
連れて行かれたのが、道端にあるフォーの店だ。
こんな店大好きだ。モツのフォーが出て来た。あつあつで元気がでる。
モツも殆ど癖がない。何故かフランスパンも出て来た。
粽のような皮に包んだのは、魚のすり身のようだ。
さすがに腹が減っていたので美味しい。

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2010年02月21日

ホーチミン、フエの旅ー21

フエ到着、8時10分
ダナンに着いた時には、乗務員はあまり騒がなかった。だから大きい駅
ごととか、降りる人がいるごとにきちんと確認にくるわけでもなさそうだ。
そうなるとフエで私が降りる時、本当に降りれるかどうか心配だ。
ダナンから2つ程小さな駅に止まった。あきらかにフエとは間違えない
小さな村だったのでよかったが、あいかわらず案内の放送も小さな声で
ベトナム語だからわからないし、駅も小さな建物の正面にちょろっと
駅名を書いてあるだけだから、降りてみるまでわからない。
列車は田園の中を快調に飛ばしている。
そろそろ顔を洗っておこう。ウィスキーを飲むとき用に持ってきた
ミネラル水の小瓶の残りをうがいで全部使った。
となりのおばさんも顔を洗いに行った。
あの洗面所の水を使ってるのかな?まあ、不潔というわけではなかったから。
帰ってきたら、ちょうどご飯屋のおばさんが通っていたのを見て、さっそく
朝ごはんをもらっていた。チケットを見せてもらっていたから、やっぱり
インクルードなのだろう。
「ちょっと腹へったな」と思ったが、もうじき降りるはずだし、
「無理に食べなくてもいいや」と思い、パスした。
1時間遅れのはずなら、8時頃には着くはずだ。
8時になった。
簡単な放送があったと思ったら、ざわついてきた。
「きっと着くな」と思い、手早く降りる準備をした。
乗務員が通った。「教えてくれるんとちゃうんかいな?」と思ったが、
チケットを見せて、「フエか?」と言うと、
「フエ」と言い。うなずく。
行ってまた戻ってきて、「着いてこい」と合図する。
「ここから降りろ」と手で示す。
「降りるとこぐらいわかるで」
無事に増えに着いた。
ここも大きい町だ。ベトナムの丁度真ん中あたり、グエン王朝の都があった
旧都だ。

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2010年02月20日

ホーチミン、フエの旅ー20

美しいリゾート、ランコー村
峠を走る時、列車は極端にスピードを落とす。軌道が曲がりくねって
いるのでスピードを出せないようだ。時にはトンネルもあるが、基本的
には自然の地形をあまり変えずに線路を引いているようで、列車の
スピードが将来どうなるかを考えて路線設計をしたのではないのだろう。
ベトナムの列車は距離の割に時間がかかるという感覚があるのは、単線
というのとこういう路線状況があるので、いくら高速の列車を持って
きても限界があるのだろう。それでも以前調べた時よりは格段に
早くなってはいる。
眼下に海岸の街と言うか村が見え始めた。ランコー村に違いない。
リゾート村というだけあって、その一角に洋館風の建物が集まっている。
あちこちのコンパートメントから人が出て来た。ここの景色を知っていた
のか、今気がついたのか、盛んに写真をとっている。
白砂の海岸線が綺麗だ。
リゾートの村でもあり、漁村でもある。
漁をする船が朝早くから海にでている。
仕掛け網も見える。
長閑な漁村の風景の中、列車はゆっくり進んで行くが、峠を下がりきると
平地になり、右に海、左に田園という自然の気持ちが良い風景の中に
入って行くのだ。
列車のスピードが段々上って行く。
部屋の中では、年配のおばさんがまだ寝ている。
上の段は、ダナンで二人降りた後は誰もいない。
さて、次はもうフエかな?

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2010年02月19日

ホーチミン、フエの旅ー19

ハイヴァン峠へ
ダナンは大きい街だからか乗る人も多い。朝まだ暗いというのに見送り
の人達も沢山きている。
見送られる方も通路の窓ガラスを開けてがやがやと喋り合っている。
自分達のコンパートメントの前は不便なのか、我々のコンパートメント
の通路のところに集まって、見送り人達と喋っているのだ。
それで、列車が出発したら、さっさと部屋に戻ってしまった。
「おいおい窓を閉めていけや」と思うが知らん顔だ。そのあと乗務員が
通ったらしめるだろうと思っていたが、彼女達も何もしない。だんだん
寒くなってきたじゃないか。しかたないのでベッドから起きだして閉めに
行った。最初はゆるかった冷房もだんだん効いてきたし、ベトナムの
北部に向かっているから気温も下がっているのだ。多分そうだろうと
思って、冬用の服を持ってきたのが正解だ。ホーチミンでは33度もあって
半そで短パンで十分だったが、セーターとヤッケが必要だ。
何だかおかしい事に気がついた。列車の走る方向が反対だ。
通路が海側、窓が山側というのは変わらないが、先頭が逆なのだ。
ということはダナンの駅でキックバックみたいなやりかたで、先頭の
機関車をつけかえて向きが反対になったのだろう。
景色が向こうからくるから景色をみるのに都合がいい。
しかし、海側の方が景色がいいので、通路に出て見た。
列車は峠道にさしかかっている。夜明けで明るくなってきていると
同時に海の視界も広がってきた。
「もしかしたらここがハイヴァン峠かもしれん」と気がついた。
列車がこの有名な峠を通る事は知っていたが、まさかこういう夜明けの
絶好のタイミングで通るとは思っていなかった。
カメラを持って通路に貼りつかないといけないかな?

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2010年02月18日

ホーチミン、フエの旅ー18

ダナン着、5時30分
走り始めると、乗務員が来て、年配のおばさんと何か喋っている。そして
チケットを切り始めた。どうやら予約してなくてもその場で購入というのも
ありのようだ。こんな夜行列車で飛び込み乗車というのもリスキーやなあと
思いつつ眺めていた。もうしばらくすると、ご飯屋さんらしきおばさんが
通路をやってきた。年配の女性が声をかけると、どんぶりにご飯をよそって
その上になにかどろっとしたものをかけて渡している。
「これが乗車券に含まれているご飯か」とわかった。
ガイドブックなどには、食堂車もあるし、社内販売もあると書いていたが、
そんなのは全くない。しかし、このおばさんが時々何かいいながら通って
いるのは気がついたが、何の事か全くわからなかった。
呼ばなければ呉れないのだ。「どうしよう」と思ったが、やっぱりお腹が
空いてないし、「ものは試し」で食べてみたい気もあったが、残すのは
わかりきっているし、それでお腹をこわしたら大変なことになる。
「まあええか」とパスして、ウィスキーを飲んでいた。
となりの女性が少し話しかけてきたが、言葉が通じないとわかって
黙ってしまった。
ごはんを食べたらさっさと寝てしまった。
上の二人もしばらく話をしていたがじきに静かになった。
本でも読もうと体の向きを変えて枕元の読書灯を着けたが暗くて読めない。
天井灯はついているが本が読めるほどではない。
ここから先は外の景色も闇の中だ。寝るしかない。
と思っているうちにぐっすりと寝てしまった。
又、乗務員が来てざわついているので目がさめた。
ダナンに到着のようだ。間にいくつか駅があったようだが、乗務員は
来ない。降りる人がいたら来るのか、大きな駅だから来るのかよく
わからない。
上の二人がブリーフケースを持って、さっさと降りていった。
ここでも沢山人が降りて、沢山乗ってくる。
ここは大きなビジネス都市になりつつあるところだから無理も無い。
朝着く列車は仕事には好都合なのだろう。

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2010年02月17日

ホーチミン、フエの旅ー17

ニャチャンからダナンへ
「ニャチャンには行った事ある?」、「いや無いです」
「絶対に行った方がいいよ。ものすごく綺麗なところですよ」
「海岸のリゾート地なんです」
そう言われていたニャチャンらしき町が見えている。しばらく前から美しい
海岸線を走っている。
夕焼けが綺麗だ。
「こういうところなら一度来てみたいな」と思わせる。静かな海辺の町だ。
彼らがニャチャンについて喋る時は実に楽しく懐かしそうだ。
目が遠くを見ている。きっと良い思い出があるのだろう。
乗務員はどうやら、降りた人のベッドを整えないといけないから、
「早く降りろ」とせかしているようだ。そのわりには、シーツと毛布を
手早くたたみなおすだけだから1分もかからない。
ニャチャンに着いたと言っても、英語の放送があるわけではないし、
駅に標識があるわけでもない。
「これではフエに着いた時もわからへんかも知れん」と心配になって、
「フエについたら教えてくれって頼んで」と彼らに乗務員に言ってもらった。
「うんうんok」とうなずいたが、本当に通じたのやら不安ではある。
上の商人風の人もここで降りたから一人になってしまった。
大きい町らしく沢山の人がおりていく。
「ここからは気楽に一人旅かな」って思っていたら。年配の女性が向かいの
下段に、ビジネスマン風の男性二人連れがそれぞれ上の段に乗ってきた。
やっぱり満員だ。この列車はいつも満員なのかもしれない。
薄暗い中、ダナンに向かって出発だ。
この分ではダナンは夜明け頃になるだろう。

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2010年02月16日

ホーチミン、フエの旅ー16

ニャチャンに着20:10、1時間の遅れ
「腹は減らへんのかいな」と思うでしょう。
隣の人達は、時々ミカンを食べている。其の時は気を遣わせると悪いから、寝た
ふりをしていた。
そろそろ晩飯時だ。上の商人風の人は時々トイレに下りて来るだけで、ずっと
上で寝ている。
夫婦二人連れは、晩飯を食べ始めた。
「ご飯食べないの?」と聞いてくる。
「ベトナム食は食べられない?」
「そんな事ないですよ。お腹空いてないんです」
動かないからだろう全くお腹が空かない。特に我慢してるわけでもないのに
食べたい気が起こらないのだ。
しかし、意地を張っているようでちょっとまずいかなと思って、とっておきを
取り出した。
こういう事もあろうかと、ウィスキーをチーズや豆を用意してきているのだ。
「私は、これがあるから」と取り出しながら、
「一杯どうですか?」とご主人に向かってウィスキーのボトルを振って見せた。
「いや、いや」と手を振るので、一人で飲み始めた。
ゴトゴトゆれる列車の中で、外の景色を見ながらちびちびのやるのは中々
良い感じだ。
しばらくすると、乗務員がやってきて何か言っている。
「やっとニャチャンに着きそうや」と二人嬉しそうに言う。乗務員は早く準備しろ
とせかている。荷物を持って外の行った二人が又戻ってきた。
「1時間遅れてるから、まだ着かないそうや」とがっかりしている。
どうやら単線運転のようだ。途中で長く停車してたのは、向こうから列車が来ない
ので待っていたようだ。やたら意味も無く何でも遅れるというものでもないらしい。
それから、1時間と少し、又乗務員がやってきた。
やっとニャチャンに到着するのだろう。

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2010年02月15日

ホーチミン、フエの旅ー15

ニャチャンまで
「ニャチャンには何時に着くんですか?」
「夜の7時だよ」
「約7時間ですね。遠いなあ」
旦那は上の段に寝に上った。上に上がるのは大変だ。ドアの内側の壁のところに
小さな足ののせステップが両側に一つずつあるだけだ。両側のベッドに手をかけて
エイっと体をもちあげステップにわずかに足をひっかけて攀じ登らないといけない。
「こんなんできへんわ。下でよかった」とつくづく思った。
実は自慢じゃないが鉄棒の逆上がりが未だにできないのだ。
子供の時にもう少しがんばっていればよかった。
ベッドの頭は、窓側にある。そこに小さな電球があって、多分読書灯になっているのだ。
しかし、それだと寝ころんだら通路側のドアしか見えない。ドアには大きなガラスが
ついている。最初はそのまま外が見えるからいいなあと思っていた。
しかし、よく見ると、これはハーフミラーだ。中から外は見えずに自分の顔が写って
いる。外からは中が見えるのだ。
「まるで監視用やなあ」やっぱり牢屋見たいだ。自分の顔をずっと見ててもしようが
ないので、頭を逆にして、寝ころびながら外を見る事にした。
「これやと快適や」
となりの奥さんも反対向いた。
本を読んだり、外の景色をみたり、うつらうつらしたり。
時々旦那さんが上から下りて来る。
夫婦で喋る時は勿論ベトナム語だ。さっぱりわからない。
喋り厭きると、二人でじっと外を見ている。奥さんがさりげなく旦那さんに
寄り添っている。
どういう人生をしょっているのかわからないが、良い感じだ。
時々私に話しかけてくる。
子供の話。仕事の話。アメリカの話。
どこかの駅でえらい長く停車した。
「遅れへんかったらええんやけど」

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2010年02月14日

ホーチミン、フエの旅ー14

旅の道連れ
私の向かいの席は、40才前後の夫婦だ。奥さんが下のベッドで、
ご主人が上のベッド、荷物を下段ベッドに下に押し込んで上に登って行った。
しばらくすると降りてきて、二人並んで景色を見ている。
目が合った。奥さんの方が話しかけて来た。
「○△▼□・・・・・・」ベトナム語だ。わからない。まずいなあと思ったが
「すみません。日本人なんで、ベトナム語わかりません」
と英語で答えてみた。
すると、すぐに英語に切り替えて話してくる。
「すみません。ベトナム人に見えたんで、ベトナム語で話しかけたんです」
うれしいなあ。ベトナム人に見えたんや。あまりにも普通の格好をしてるからなあ。
話していると、20年アメリカに住んでいるとのことだ。
道理で英語がうまいはずだ。二人ともわたしよりはるかに流暢だ。
ミズーリ州カンザスシティに住んでいて、今回はちょっと帰ってきて、実家の
ホーチミンにいたあと、奥さんの実家があるニャチャンに行くところだそうだ。
約7時間、午後7時の到着だそうだ。
旦那さんはベトナム人らしく痩せて精悍な感じだが、優しそうな顔をしている。
人はよさそうだ。奥さんはちょっとふっくらしているがこちらも優しそうだ。
出発直前に入ってきたのは、商人風の中年の男で、私の上のベッドだが、登ったり
降りたり忙しい。しばらくすると上に収まってしまった。荷物は小さなブリーフ
ケースが一つだ。どこまで行くんやろ。
夫婦づれと言葉を交わしていたが、英語はしゃべらないみたいだ。
しばらくすると乗務員がやってきた。チケットのチェックだ。
皆と何か言葉を交わしているが、私はわからない。にやにやしただけだ。
ベッドに寝てばかりいるわけにもいかないので、時々座る。時々、通路にでて
外を眺める。向こうの方で中国語らしい言葉が聞こえている。
真ん中あたりは欧米人の家族のようだ。
列車は電車ではなくてジーゼル車のようだ。走る音とがたがた揺れる音、
乗客の話声、寝ころんで本を読んでいても、何だか心地よい。
列車のゴトゴトには旅情がある。

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2010年02月13日

ホーチミン、フエの旅ー13

列車はフエに向かって無事出発
1号車は明らかに座席車だ。ベッドではない。それに前の方は座席と言っても、
リクライニングになっている。これはこれで楽でいいかもしれない。
しかし、20時間となると腰がもたないだろう。
ちょっと焦り始めた。もう一度チケットを良く見よう。老眼鏡を取り出して
チケットを良く見る。号車の印刷をしたところ、どうやら1の横に薄くもう一つ
1が見える。きっと11号車だ。
「遥か後ろやで」
気を取り直してまた戻る。途中でさっきの駅員がいたので又、チケットの
号車らしきところを何度か指さして確かめてみる。
こんどはうなずいて後ろの方を指さす。
やっと11号車についた。ベトナムもプラットフォームはないので、地べたから
デッキをよじのぼるのだ。
「????、えらい古い車両やなあ」、
「コンパートメントでソフトベッド」という言葉でなんとなくちょっとぐらいは
豪華な車両を想像していた。
「しかし?」コンパートメントといっても、鉄の扉で牢屋みたい。
「ベッドは?」確かに掃除はしてあって、不潔とは言えないが、
「綺麗」といえるものではない。虫も走ってる。
しかも暑い。
「えーっ、冷房ないんかいな?」と心配になったが、ソフトベッドのコンパートメント
でそんなはずはないだろう。エアコンの音がしている。
だんだん効いてくるのだろう。
「さて、ベッドはどこだ?」チケットを見ると13番を書いてある。
部屋の入り口を見ていると各部屋に4つずつ番号が書いてある。これがベッドの番号
なんだろう。
やっと辿り着いた。
私の部屋も全部埋まってしまった。上下2段ずつのコンパートメントだ。
私は外の景色も楽しみたいので下段をとっておいた。
ベッドに座っていると、どんどん客が乗ってくる。
「一人でゆっくり」とかすかに期待していたが、そんなはずはない。
たたんであったシーツを伸ばして敷いて、毛布も伸ばしておく。
スーツケースはベッドの下に押し込んだ。
何か放送があって、ざわついたなと思ったら列車がゴトンとゆれた。
12:20、定刻通りの出発だ。

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2010年02月12日

ホーチミン、フエの旅ー12

いよいよサイゴン駅へ
適当にぶらぶらしているうちに良い時間になってきた。いよいよ列車の駅に向かわない
といけない。
タクシーに乗って、「サイゴン駅に行ってくれ」というのが通じるかどうかが最初の心配だ。
空港なら、行く人が多いから何となくわかるだろう。しかし、駅に行く外国人は少ないはずだ。
それで地図に印をつけておいた。「GA SAIGON」と言うと、「わかった」とうなずいた。
「これで安心だ」順調に行けば、20分位で着くはずだ。
街に中心部から北西の方角にあるはずだ。相変わらずバイクが多くて、道は混んでいるが
近道をするためなのかどんどん狭い裏通りにも入っていく。
タクシーもバイクもきわきわまでぶつかりそうになっても平気でつっこんでくる。
「皆、目がええんやなあ」と感心する。
渋滞の雑踏を抜けるとちょっとした広場についた。そこがサイゴン駅だった。
時々、外国人むけメータをセットしたかのように超高速で料金が加算されていくタクシー
があるが、そんな目にも遭わずに順調だった。
駅といっても小さな建物だ。
次の心配は、「列車はどこにいる?」、「何時に改札だ?」
どこにも書いてない。
チケット売り場があったので聞きにいった。チケットを見せて手真似で聞いてみる。
どうやら11時半に改札が始まるようだ。
今は11時過ぎ、早い目に来ておいてよかった。
昼飯を食べていないが、「駅にきたら何か売ってるやろ」と思っていたら、スナック菓子
程度しか置いていない。駅の外に食堂があるわけでもない。
何となくそんな予感もあったので、おとなしく待合室で座っている事にした。
時間は早いが意外と人がいる。
11時20分くらいにあたりがざわついた。改札口に係員が立った。
「始まったな」と思い改札口に行って見ると、すんなり入れた。
「どの列車?」とチケットを見せながら手真似をすると、目の前の列車を指さす。
さて、次の心配だ。寝台車でソフトベッドの席をとっている。果たしてどこにあるか
わかるだろうか。
勿論、真っ先に駅員に聞く。「あっちだ」と前の方を指さす。
どんどん前に行く、更に聞く。更に「あっち」と前の方を指さす。
確かにチケットは1号車と読めなくもない。しかし、前の方は普通座席の車両ばかりだ。
とうとう一番前に来た。
「絶対違う」

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2010年02月11日

ホーチミン、フエの旅ー11

ホーチミン、朝の散歩
さあ、朝が来た。ちょっと不安な朝だ。列車の出発は12時20分だから、かなり時間がある。
というものの落ち着かない。
まあ、少し散歩して、何かお土産でも、いいのがあったら買っておこう。
さすがに繁華街は朝早くからは開いてないから、少し北の方に行こう。
今は、ホーチミン市内は拡張中なのだろうか、工事している所が多い。まずホテルを
出て右に曲がって、直ぐに左に曲がると繁華街のドンコイ通りに向かう道だ。
入った途端に左側で工事をしている。歩道を掘り返しているが、迂回の歩道をつけて
いるわけでもなければ、交通整理員がいるわけでもない。
しかも右の歩道も、敷石を掘り返した状態でほってあるから歩きにくい。
どうしても車道に降りたくなる。そこへバイクが押し寄せてくる。車だと、人をよけて
通ってくれるが、バイクは群れだから道を一杯につかう。
「こわい」
しばらく歩くと、今度は右側の歩道の内側が工事現場だ。右の歩道、左の歩道とバイクを
気にしながら歩いていくとドンコイ通りにあたった。そこを右折してしばらく歩くと
大きな教会が見えた。聖母マリア教会というそうだ。赤レンガの建物で、2つの大きな尖塔
が聳えている。その前は綺麗な庭のある広場になっていて、バイクの人達が一幅している。
そこを左に行くと、ベトナム戦争終結の地、統一会堂に行ける。右側をみると、コロニアル
風の大きな建物が見えた。フランス統治時代からある中央郵便局だ。
この中は空港の待合室みたいに広いし、調度品も古いままつかっているから、見ていて
厭きない。居心地がいいのだ。郵便でも出してみたいなという気になる。
このロビーの真ん中に売店があって、ちょっと可愛い刺繍の小物が売っているので
実は買いに来たのだ。
まだ、時間があるからもう少し歩いてみよう。
ホーチミンの街を歩いていて気がついた事だが、どうも路地裏がないのだ。
アジアの古い街をあるいていると、必ず通りから中に入って行く路地裏の道がある。
それが真っ直ぐではなくて、微妙に曲がっているので、その先がどこへいくのか
気になるのだ。そして、その奥には、住んでいる人達に普段着の生活があるので
その街の空気が感じられて楽しいのだ。
しかし、ここではそういう路地裏が見つからない。
何もかも通りに面しているかのようだ。奥に入る道がない。
そして通りに面して、小さなプラスチック椅子にすわってひがな座っていそうな
普段着の生活が繰り広げられている。
奥行きの少ない街なのだ。

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2010年02月10日

ホーチミン、フエの旅ー10

晩飯タイム
コーヒを飲み終わったら、高級ホテルでは落ち着かない。
晩飯を食うにはちょっと早いから、ぶらぶらしながらホテルに帰って荷物を置こう。
日帰りといえども小旅行だから、折畳傘とか、薄いジャンパーなどを持ってきている
のだ。雨季ではないと言っても雨は降るので、傘は必須だ。暑い街だと言っても
冷房が利きすぎるかもしれない。「備えあれば憂いなし」なのだ。
荷物を置いたらマッサージに行こう。
中国でもベトナムでもマッサージが安いから良い。
90分のボディマッサージで大体1500円位だ。勿論、まだまだ安い所はあるのだろうが、
ぱっと来て安心できそうなところだとこんなものになる。
薄暗い部屋でヒーリング系の静かな音楽を聞きながら、香料の香りがする部屋で
ゆっくりと揉みほぐしてもらっているとついうとうとと寝てしまいそうだ。
現実に帰って表にでるとすっかり夜になっている。
さあ、夜は何にしようかなあ。
わざわざタクシーに乗って行くほど、こんかいは情報を持っていない。
とりあえず、欧米人のツーリストが良く行くような店に行って見よう。
確か、旅行社にもらったパンフレットの端のほうに何か情報があったはずだ。
行って見ると、なかなか感じの良い店だ。
静かで清潔感があって、店員の応対もすごく良い。
メニューを見ると、値段も高くない。セットメニューを勧められた。
「そやなあ、これにビールがあったら、それでいいか」と決めた。
お決まりの生春巻き、アジアでどこにもある空芯菜の炒めもの、
豆腐料理ってどんなんやろ?、それにムラサキ芋のスープがつく。
これにご飯がついて、豪華というよりはかなり質素といえるが、これで十分だ。
ビールはフエのFudaビール。明日行くところだから、楽しみだ。
なかなかすっきりして美味しい。
今日一日無事に終わった。
楽しい一日に乾杯!
「明日は列車やから、がんばらんとあかんで」

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2010年02月09日

ホーチミン、フエの旅ー9

レックスホテルでコーヒータイム
ベンタン市場は外から見ると、普通のしかしちょっと大きい木造のスーパーのような
見かけをしている。しかし中に入ると巨大なドームの中のような空間だ。
その中にびっしりと小さな店が間仕切りがあるようなないようなぴったりとくっついて
ひしめきあっている。入り口を入ったとたんに通路が塞がっている。前よりはもっと
通路が狭くなっているのだ。その間を歩いていると。周りからどんどん声がかかる。
「安いよ、安いよ」、「何がほしいの」、「これ買いなさいよ」
日本語だ。達者なものだ。強引に袖を引っ張ったりはしないが、手を触れんばかりに
寄ってきて声をかけてくるホーチミンに人が増えたと思ったら、当たり前かも知れない
けど、この中も店も増え、人も増えたのだろう。
周辺は衣類や雑貨の店が多い。「真ん中まで行けば、広い通路があるはずだ」
「その右側が乾物屋の集まった場所のはずだ」記憶をたよりに人をかきわけて進む。
「あった」、ここまで来ると通路はやや広い。
貝柱の干物、エビの干物、魚の干物、あらゆる乾物がそろっている。
少し奥まで行くと胡椒が見えた。しかし、岩塩が分からない。こうなるとメモが
頼りだ。岩塩のところを指さして尋ねる。最初の店にはなくて、「あっちだ」と
指を指す。その方向に行くが、店が多いのでどれが指さされた店なのかわからない。
適当にその辺りにいたおばちゃんにメモを見せる。
胡椒はあるが、岩塩はないと言う。しかし、「ちょっと待っとけ」と言いながら、
「1kgか?」と聞く。「半kgや」というと心得顔で向こうに行った。
しばらく待つと、岩塩を持ったおばちゃんを連れて来た。
「全部でいくら?」、「100,000ドン」、「ちょっと高いかな?」でもまあいいか。
日本円で500円くらいだ。
「よかった。無事に買えた」又人をかきわけながら外に出た。
もう少し買い物をしようと歩いていたら、お腹が痛くなってきた。トイレに行きたい。
「ホテルまで持たへんなあ」と心配になってきた。
目の前にレックスホテルがある。1階のロビーは喫茶店だ。
疲れたので一幅したい気分でもあったので、ここに入ろう。
ベトナム戦争の頃からある有名なホテルだ。内装もクラシックな雰囲気で感じがよい。
「コーヒー下さい」
トイレから戻ると、「REX」とクリームの上のデコレーションされたコーヒが運ばれ
てきた。
お洒落やね。

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