2010年05月24日

有田焼の筆筒

おとといのブログに書いたように、有田に行った。
その時に、「今年は何を買おうかなあ」といろいろ物色していた。
なかなかバシッとくるものがない。
「まあまあかな」というものばかりだ。まあ、高いモノを物色しないからしかたないと
いえばしかたない。
そのうち、筆筒が目についた。
「あれええな」とすぐ思った。
しかし、まだ来たばかりだ。これからいろいろ回らないといけない。そのうちいいのに
巡り会うかもしれない。
「これ、とりあえずおいといて」ということで陶器市を回ってきた。
結局、これとあと1点だけ買って帰った。
「今年は少ないな」
丁度筆が3、4本入る大きさだ。最近ちょっと欲しくなっていた。
画を画く時、濡れたままで、そのままおいておくのはまずい。
しかし、いちいちぶら下げるのも面倒だ。ちょっと立てておけれたらいいなあと思って
いたところだったのだ。
「ちょうどええの買ったよ」とご機嫌だ。
気分がいいので画を画こうと思い、墨を磨った。
筆を濡らして一気に画く。
貴州に旅行に行った時、少数民族の村にいったが、その時見た牛の事を想い出したのだ。
その横の対聯もいい。
「牛が勢い良くて、豚がまるまるとしていれば、農業は盛んだ」とでもいうのだろう。
もう片方がよくわからないので、この雰囲気に合わせて陸遊を詩から書いてみた。
こういうやつだ。

晩秋の農家
我が年七十に近く
世と長く相忘る
筋力幸いに勉む可く
衰を扶けて耕桑を業とす
身 老農の間に雑わる
何ぞ能く風霜を避けんや
夜半起きて牛に飯すれば
北斗 大荒に垂る
岩波文庫、「陸遊詩選」一海知義編より

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この筆筒なかなか好い感じだ。大事にしよう。
毎週月曜はこだわりのモノの話です。
posted by さかな at 00:00| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | マイフェバリットシングス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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