2010年12月21日

江南の旅、上海、天山茶城

さて今回の旅の最終日だ。
「どこへいこ」
「天山茶城へ行こか」
友人は茶を買いに行く用があるという。私は、前にも紹介したことのある
「豊子凱」という画家のギャラリーに寄ってみて、小型の画集を買いたい
と思っているからちょうどいい。それにあそこにいけば、骨董店なども
いろいろあるからちょうどいだろう。
茶を買うなら1階だ。
友人はいつもの店に行っていつもの茶を買うから、何を買うか悩む必要
もないし、値段交渉の必要もない。
しかし、こういう茶屋さん、座ったら茶をふるまってくれる。
きちんと急須に入れて、小さな茶わんはお湯で洗って、急須の中で
茶がほどよく蒸れたら盃ほどの小さな茶わんに淹れてくれるのだ。
それでまずは香りを嗅いで少し味わって、すこしずつ飲んでしまう。
するとすかさず又淹れてくれる。わんこそばではないが、盃があいたら
いくらでもいれてくれるので、少しのつもりでもいつのまにかお腹が
だっぽだっぽになっている。
「もうええよ」とストップをかけると又別のを入れてくれる。
さっさと勘定をすまさないといくらでも飲まないといけない。
お茶を堪能したから上に行こう。
「豊子凱」のギャラリーで買い物をしたら、前には気がつかなかった
いろんな店があるのだ。
右隣に景徳鎮の白磁の店もあった。景徳鎮で現代白磁を作っているとは
知らなかった。ぬめっと白くて透明感があって美しい白磁だったが
デザインがもうひとつ気に入らない。
左に回って右に曲がると、前に見た怪しい骨董屋があるはずと思って
行くと、綺麗な店舗になって怪しくなくなっていた。
骨董品製作作業はもう終わってしまったのだろう。それで又右に曲がって
もういちど右にまがると、元に戻ってしまう、
その角のところにちょっと変わった工芸品屋さんがあった。
実に小さいが精巧な鳥籠を作って売っているのだ。
しかも白檀だから香りがすごくいい。
この話はいずれまた日を改めてしよう。
江南の旅の話はとりあえずおしまい。

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2010年12月20日

江南の旅、上海に帰って晩飯

蘇州の駅はやっぱり混んでいる。どんなに混んでいても指定席のチケットが
あるから心配はいらない。
それでも早く着きすぎたのでレストランでお茶でも飲んで待っていよう。
もうぼちぼちと待合室に行くと今度は座るところがない。広ーい待合室だが
乗る人の方が多いのだ。
15分前になってやっと案内がでた。帰りも順調、約30分の旅だ。
さて晩飯はどこに行こう。
あんまり考えてない。面倒やからいつもの滴水洞へ行こう。
面倒といいながらも少しでも辛いほうに意識が行ってしまうのだ。
いつでもokと高をくくっていたら、案外と混んでいた。
「少々お待ち下さい」
待っている間に暇だから顔だけ左右、前後ろ、上下と動かしていた。
丁度後ろ下に動かした時に、とろ箱に入った蟹が見えた。
「上海蟹あるやん」
「これ食べんの」
実は、昨晩は上海蟹を食べるつもりで出て行ったがあまり高いのでやめた
のだった。一個あたり数千円もする。上海バブルだ。
「これいくら?」
これならなんとかいける値段だ。
「人数分ちょうだい」
やっと席があいた。
どうせ蟹を食べるのが忙しいだろうといつもよりは少ない目のオーダーだ。
あんのじょう、皆さん無口でひたすら食べている。
値段が安かった分、少し味噌に濃厚さが足りなかったかもしれない。
しかし、蟹はやっぱり日本の方が断然おいしい。上海蟹を食べるとつくづく
そう思う。
それにこの魚頭、抜群においしい。

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2010年12月19日

江南の旅、蘇州から上海に帰る

さて虎岡の山門を入ると、もうすぐ目の上にあの仏塔が見える。
前に行った霊巌寺に比べると遥かに低いのだ。境内もそれほど大きくない。
それで、所謂中国の庭園式に動線をおおきくして広く高く見せようと
しているようだ。上に行くまでに門や階段や泉水などをいろいろ配置して
長く歩いた感じを出させようとしているのはいぢらしいとも言えなくはないが
それでもちゃっちゃと上に着いてしまった。
あいにく塔は修復作業中ですっかり足場に覆われて本体はわずかに見える
だけだ。
先日の上海の事故を事を話題にしながらこれを見ていた。
塔の裏からは蘇州の街がはるかに見渡せるかなと思っていたが、それほどでは
なくて、やはり修復が終わって塔に登らないと高さが足りないだろう。
見終わったら帰るだけだ。
帰り路もちゃんとある。作為的に。
下りは楽だからひょこひょこ歩いていると、自然に土産物屋街に誘導される
しかけになっている。
しかも、この土産物屋街に入ると、さっきの庭園どころではない。
見事に長い動線がしつらえられている。
延々と店が続いていて、くねくねと曲がっているのだ。
ちょうとええ位の間隔で両側に店がならんでいて、「小腹が空いたな」と
思えば、ちょっとぱくっと食べられるものが具合よく並んでいるし、
「何か子供に土産を」と思えばかわいいお土産がいっぱいある。
「蘇州の記念に」と思えば、それまたそれで刺繍やら布地やらいろいろだ。
虎丘よりこっちの方が見事やなあとおもいつつ、人について流れていく。
出てしまえば簡単にタクシーは見つかった。
駅まで20分ほど。

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2010年12月18日

江南の旅、蘇州虎丘へ

前回はここにたむろしている人力車に乗って、冒険の旅にでたのだが
今回は誰もいない。
いても乗らないからいなくてもいいのだが、いないとなるとちょっと
寂しい。
帰りの列車まで時間はかなりある。余裕を見過ぎたともいえるし、
ルーヂーがあっけなさすぎたとも言える。観前街の雑踏の中で人の
お尻ばかり見ててもしょうがない。人だけで言えば心斎橋より多い
くらいだ。最近は心斎橋も中国人ばかりだからどこにいても同じ
ではある。今回は友人と2人プラスアルファで来ているが、彼が
行ったところは私が行ってない。私が行ったところは彼が行ってない。
両方行ってないところはかなり遠い。
そうなると余った時間の使い道は難しい。こうなったら、行きたい
ところというより、余った時間を程良く消化できるところにしよう。
「虎丘なんかちょうどええで」
「あそこやったら、観光客が多いし、市街地から近いんで帰りの
タクシーも絶対あるで」
「虎丘から新幹線の駅までは近いはずや」
時間に余裕が少なくなってきているから帰りの段取りも考えておかないと
いけない。
虎丘は有名な観光スポットだ。
さすがに人が多い。歩きにくい。
だんだん時間の余裕が少なくなってきてるから、こんどは本気で
あくせく歩こう。
写真でよくみる塔が出た。
「あれかいな」
もっと高いところにあると思っていたが意外と低い。それでもかなり
歩くそうだ。
「枚方パークみたいやな」
参道の両側に所せましと菊の花が飾られている。
テーマを決めてとまではいかないが、いろんなアイデアでデコレーション
されているのだ。

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2010年12月17日

江南の旅 蘇州で昼飯

帰りは更に順調だ。するするすると蘇州の街についた。
そこまではよかった。拙政園も見えて来た。もう10分もすれが観前街
に着くだろう。
「??」どうも似たようなところを回っている。道がわからないようだ。
日本でも同じだが、大きな道がどーんと出来てしまったら、旧の道は
ずたずたになってしまって、あの辺で左に曲がってと思っていても
いつまでたっても左に曲がる道がないといったような事がよくある。
それに嵌ってしまったのだろう。
「車を止めて誰かに聞いたら」と言っても何だかんだ言って、聞こう
とはしない。確かに、地の利がないのに聞いても、わからんようになる
だけだという事もある。
それに大体の方角はわかっているようだ。しばらくぐるぐる回って
やっと着いた。
「ありがとう」本気でお礼を言った。よう来て呉れたもんだ。
さて昼飯の時間は大分すぎている。腹が減ったからなんか食べよう。
今回は蘇州の街でじっくりするつもりはなかったので、殆ど調べてきて
いない。それで、一番分かり易い観前街へ来たのだ。ここに来たら
何とかなるやろ。人込みの中でどこに行こうか一瞬迷ったが、実は
迷ったら、あそこにいこうと最初から決めていた。
前に画の老師と来た麺屋さんだ。それで、記憶をたよりにまっしぐらに
「朱鴻興」に行ったのだ。
何食べよ。同じもん食ってもしゃあないし。
今更何を言う。
わけのわからん自問自答しながら、結局、蟹味噌の麺にした。
ちょっと心配したように、蟹味噌の雑味と塩味が、麺と出しの味を
若干濁らせていた。
蟹味噌はうまかったけどね。
全体としてはそれでも、旨い。麺の茹で具合がいいのだ。
胡瓜と漬物も旨い。
昼飯食って元気がでた。

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2010年12月16日

江南の旅、ルーヂー03

あくせくと小さな古鎮を歩いていたらあっというまに端まで行ってしまった。
そこから先は新市街だ。みもふたもない普通の家がならんでいる。
ゆっくり戻ろう。
折角来たのだから、まだ一杯時間あるし、できるだけぐずぐずしないといけない。
そんならなぜ最初からあくせくするのか。
なんぎな性格だ。
藍染め布屋があった。値段を聞いて見ると烏鎮の約半分だ。
材料といい、模様と言い、染ぐあいといい、どうみても出所は同じだろう。
同じ古鎮でも向こうのほうが都会なんやろなあ。
随分新しい、テーマパークがあった。
古びさせようとすらしていない。しかしまあ、形は江南の古い文化をかたどった
風景になっている。
こういうところはトイレを借りるのにちょうどいいのだ。新しいから気持ちがいい。
さて、ぐずぐずは続くがなんか頭の隅に気になる事がある。
「そや、帰れるかどうかわからんのや」
「心配やから、出口まで戻ってタクシーさがそか」
「なかったら他の方法探さなあかんし」
「バス乗り場見つけなあかんわなあ」
出口は広い。人が一杯集まっている。車もどんどんやってくる。
しかし、タクシーは来ない。
「乗ってくるやつの帰りをつかまえなしゃあないなあ」
それすらなかなか来ない。
「もうバス探そか」とあきらめかけたころ、
「来た、来た」走り寄って、
「蘇州まで行ってくれる?」、
「昆山から来たんやで、蘇州の事、わからんのちゃう」乗って来た人が
余計な事を言う。
「蘇州の観前街まで行きたいんや、頼むわ」有名で分かり易いとこなら
のってくるかもしれない。反対方向やけど。いけるかな?
「ええよ」
やっと帰れる。安心した。

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2010年12月15日

江南の旅、ルーヂー02

すぎていく時間に変わりはないが、ゆっくり使う人と、あくせく使う人がいる。
わたしはあくせくの方だ。
歩きながら、「左の前に二人ならんでるな、右は一人やけど、左に寄ってきそうや
その向こうは三人、一旦、右から二人追い越して、左にすすんでもう一回右前に
急いで、三人の横をぬけて・・・・」
ただ、前向いてあるくだけの事やのに、ラグビーのサイドステップ見たいなことを
考えている。
それで前がずらっと塞がったら、つい、「いらっ」としてしまうのだ。
ここは中国、そんなことで、「いらっ」としていたら発狂してしまうだろう。
ゆったりぞろぞろと歩く通りには、昔の衣装を借りて写真を撮ってもらている人が
いる。あやしげなプロのカメラマンがしきりにポーズを支持している。
「もうちょい顔をこっちむけて」
「手をこうあげて」
いろいろ大変だ。その横をそっと通り抜けていく。
その向こうではこの地の名物なのか絹の掛布団を売る店の呼び子がやかましく叫んでいる。
えっ同行者が入っていった。「買うんかいな」
たしかに手触りは抜群にいい。
店員はいきごんでえらい説明を始めた。
中の綿をつまみだして火を付けて匂いを嗅げという。
「どや、ほんまもんやろ」というわけだ。
更に歩くと店員がいるのかいないのか分からない骨董屋、水牛の角を磨いて造った
細工物屋では値段交渉の真っ最中だ。
お昼が近づいているので、食べ物屋も賑やかだ。
疏水の上で音がした。
観光用の木船がつぎつぎとすべるように走って行く。
「団体客がついたんかな」
古い時代の衣装を着た女性たちが漕いでいる。手漕ぎなのに早い、早い。

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2010年12月14日

江南の旅、ルーヂー01

「ルーヂー」というのは日本語にできない。
ルーは「用」と言う字の上に片仮名のノの字がちょんとつく。
ヂーは真っ直ぐと言う意味の字だが、その「直」と言う字の下部のカギ形
の部分を真っ直ぐにして目とう字とくっつけたような字だ。
要するに土地の名前で特に意味はない。
「ルーヂーへ行ってくれる?」と聞くと、いとも簡単に、「ルーヂーかい」
と言って動きだした。
車は駅から蘇州市内の外れを通って高速道路へ、高速を通って郊外へと順調に
走って行く。高架、高架をすいすいと走ってしばらくすると、湖沼が見えて
来た。さすが太湖の国だ。
湖沼のそばを走ると更に気持ちがいい。
「えらい遠いなあ」
スピードが速いからかなりの距離を走っているだろう。
「もうじきや」道路標識にも「ルーヂー」の文字が見えてきた。
突然渋滞が始まった。道は広くて整備されているから、例の割り込み合戦
のデッドロック状態ではなさそうだ。じりじりじわじわと前には行っている。
「わかった」ジャリトラが横転しているのだ。
あとは順調、結局1時間強でついた事になる。
「ありがとう」とお金を払って、おりたその瞬間に不安がこみ上げて来た。
「どやって帰ろう」
「もしかして帰りのタクシーなんかないかもしれへん」
タクシーなんか殆ど走っていない。沸いているのは観光バスで来た観光客
達だけだ。
「さいごは公共バスがあるはずや」
来た瞬間から心配ばっかりしてもしょうない。
今迄とはかなり雰囲気が違う。
観光地というよりは、となりの田舎町と言う感じだ。
それでも水郷。
なんとなく落ち着く。
何にもなさそうやけど、落ち着きとかやすらぎとかを観光できそうだ。

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2010年12月13日

江南の旅、蘇州へ

列車のチケットを見直して見ると、9時5分出発とある。
「じゃあ、8時頃ホテルを出ようか」今まではかなり安全を見て早く出発してきた。
何があるかわからんからと言っても、待合室で長く待つのもかなわん話だ。
座れない事も多々ある話だ。そろそろ、程良い時間を見につけないといけない。
渋滞もなくすぐ着いた。待合室はやっぱり座れない。
「なんでこんなに人が多いんや」
分刻みに出発列車の案内があるが、どれもこれも人で一杯だ。
万博も終わったし、春節もまだまだやのに、いつでもどこでも人が移動している。
蘇州は上海の隣街だ。今迄のチケットは南京まで行く列車に乗って途中でおりる
ものだった。今回のは蘇州行きだ。
そのうち、大阪ー京都や大阪ー神戸みたいになって、在来線新快速みたいなのが
できてわざわざ指定券を買わなくてもいけるようになるだろう。
なんせ、今は中国で列車のチケットを買うのは面倒くさい。
列車はどんどん速くなるし、路線はどんどん拡張される。新しい駅もどんどん
できていく、これが中国の発展だ。
すごいなあ。確かにそうだけど、ここにいる沢山の人達、
大躍進の真っ只中にいて、活気に満ちていて、顔をあげて、胸をはって、
目が輝いて・・・とは思えないけどなあ。
出発前20分というが、もう少し過ぎると案内があって、一斉にホームに出る。
しばらくすると電車が来て乗り込むだけだ。この15分か20分の間にこの超満員の
乗客を待合室から列車内にさばかないといけないのに、何の混乱もない。
弁当を広げる人も無く、お菓子を食べる人もなく、するするっと蘇州に着いた。
約30分だ。
前には、蘇州ー上海虹橋間で20分というのも経験した。
中国の鉄道網の発達は恐ろしい程だと言われるが、その通りだ。
地方から何日もかかって都会に出てきてたひともそのうち直ぐに行き来できる
ようになるだろう。
便利になっていいなと思える半面、「いつか恐ろしい事が?」と不安にもなる
のは考えすぎだろうか?
さて、蘇州駅から、「ルーヂー」という所に行く。蘇州から南東に何十キロか
のところだ。多分バスくらいしか方法がない。
帰りを考えるとタクシーもいやがるかもしれない。
「バス探そうか?」
「タクシー断られたら、探そうや」
簡単にOKだ。

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2010年12月12日

江南の旅、浙江烏鎮ー05

西柵街は入って歩いているとじわじわ分かってきた。
「ここ新しで」
東柵街に比べるとあまりにも大きい。確かに古そうな建物がないではないが
どこかの村に残るものを持ってきたような匂いがぷんぷんする。
実際に漂っているのは古くて新しい臭豆腐の匂いだ。
看板があった。じっくりよくはわからないが、「北京と杭州を結ぶ有名な大運河の
最終端がここやで、どやねん」と言うてるみたいだ。
大運河テーマパークを狙っているのかもしれない。
それでかどうかは分からないが、テーマパークないで船を造っている。
これは造っているのを見せるためか?
パーク内の観光船を製造中なのか?
どっちでもいいけど、鉋をかけるのを見ていたら、日本とは方向が反対やね。
日本は確か引いて鉋がけすると思う。ここは押して鉋がけしていた。
原点は同じなんやろけど、不思議でおもしろい。
ここにも藍染屋があった。藍染布がたなびいている。
あっちとの違いは客がほとんどおらへんということ。
いかにもの古い町屋に古い藍甕なんぞを並べているが、まだ風景としてこなれる
時間が足りていない。
燐寸屋があった。
毛語録みたいな燐寸が面白そうだったが、残念ながら買って帰れない。
古い街並みがあった。
材料は古いが月日が足りない。空き家も多いなあ、テナント募集中かな?
ポン菓子屋があった。これは現実感がある。
日本でも中国でも同じ簡単明瞭な機械だ。
かなり退屈しながら、帰ろうと言い出す機会と、門まで連れて帰ってくれる
電気自動車を探している。
「もうええわ」

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2010年12月11日

江南の旅、浙江烏鎮ー04

東柵街と西柵街は真ん中の入り口を中心に左右に分かれているのかと思ったら
全然違った。西柵はかなり離れたところにある。
古鎮の中で食べると、高くてまずそうという感覚があって行く気がしない。
西柵街の門前にごく普通そうな飯屋が2、3軒ならんでいる。
ここは勘のはたらかせどころだ。
眼の前の店のおばちゃんがもう我々を迎え入れ体制に入っているのを見ながら
振り返って反対側の店に入った。
「ごめんね・・」
味は若干カメラに映るかもしれない。見た目でもわかる旨いまずいはあるものだ。
しかし、匂いはカメラに映らない。
食べなくても、目の前に置いてあるだけで匂うのだ。
「臭豆腐」をたのんだからだ。
浙江省や江蘇省でよく食べられているものだ。
軽く醗酵させた豆腐を油で揚げたものだ。
重く醗酵させてじゅるじゅるのをスープで食べる料理もある。
チーズ状になるまでまったり醗酵させて、そのまま酒のあてにしたり粥にいれる
のもある。
臭豆腐の種類は実にさまざまだ。
ここでは単に一番平凡なやつだ。しかし、外はカリっとしてなかは柔らかい。
ほのかにうんこ臭いのが特徴だ。ぴりっとからい味噌で食うのだ。
他も大体浙江料理だ。どれも旨い。
魚もいける。
葉っぱはなんやろ、レタスと白菜のあいのこのような食感と味だ。
これも旨い。
こんだけあったら食べきれないほどだ。
午後も歩いて消化しないといけない。
勘は当たりだったようだ。

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2010年12月10日

江南の旅、浙江烏鎮ー03

藍染め屋は東柵街の殆ど東の端にある。
昔の藍染め樽や藍染めの型、様々な道具が展示してあるが、今は全く使われて
いない。しかし、中庭には染めた藍布が何十本も物干しにかけられていて、
風にはためいていかにも藍染屋らしい雰囲気を作っているが、これは観光用に
雰囲気作りをしたものだろう。物干しのものも売っているものもここで作られた
ものではなくて、近くの藍染め工場があって盛んだという桐郷あたりのものに
違いない。多分、昔はこの村で藍染めが盛んだったというのも本当か嘘かわから
ないがそれはどうでもいい。
事情があって藍染布を買いたいのであればいいのだ。
値段は上海よりは安いがそこそこ高い、まけへんという。しゃあないなあ。
大体東側はこれで終わった。
今更、来た距離をもういちど歩き戻して元にもどるのはかなり面倒だ。
「出てしまって車を呼ぼう」
「運転手はわかるかなあ?」
こういう時に明確な目印がないとなかなか伝わりにくいのだ。
向こうも初めてだから、「東柵の東の端の門のとこやで」というても分からない。
大した目印もない。
いろいろ試しているうちに何とか伝わったようだ。
待っているうちにあたりをみていると、ここはバスターミナルなのだ。
どっからかバスで来るとここに来る事になるのだ。
それに、西柵街に行く無料の小型シャトルバスのようなものがある。これからは
安くくることができそうだ。
見渡してもこの辺には食事できそうなところがない。西柵街の辺りまで行って
昼飯にしよう。
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2010年12月09日

江南の旅、浙江烏鎮ー02

この古鎮は瓦が面白い。日本の瓦の数分の一ほどの大きさで湾曲が更にきつい。
これを縦には被りながらずらして敷き詰めるがその間隔はかなり密だ。全体の
2/3以上は被っている。そして横方向には上に凸に敷き詰めた瓦の列の間に上に
凹の瓦を縦に並べて間から水が漏らないようにしているのだ。
日本だと、左右にもうまく被りがでるような瓦の形状と敷き方の工夫があるが、
それとは又違った工夫があるようなのだ。
そして運河に沿ってそう言う屋根が延々と甍を並べている。それぞれの家は
あるいはきちんと組んだ石垣の上に塗り壁と飾り窓の風雅とも言える暮らしを
見せているし、あるいは板壁が殆ど水中から生えてきたかのような水上生活者
ともいえる暮らしを見せている。
立派な家の屋根は当たり前だが立派で面白くない。
立派で無い家の屋根は時の為せる業か微妙にねじれ、くねりくねりして実に
味がある。時に瓦が破れ、縦横のねじれのなかに大きな欠落が見られると更に
味がでるが、中に居る人は雨漏りでたまらんだろう。
家と家の間には約束どおりのうだつがあがっている。所謂防火壁だが、うだつ
があがるほどに成功したということならこのあたりは豊かな街なのかもしれない。
運河には船が出て賑やかだ。
勿論観光用だが、船に乗って低い視線で街を見て見るのも面白いかもしれない。
十分わかるがやめておく。
ガイドがやかましそうだからだ。
瓦を眺めているうちにとうとう東柵街の端の方まで来てしまった。
ここで藍染の生地を買って帰ろう。

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2010年12月08日

江南の旅、浙江烏鎮ー01

さて今日になった。
いろいろ行くとか行かないとかあって、結局行かないつもりで来たら行く事に
なってとややこしいが、簡単にいうと浙江省の桐郷というところにある烏鎮と
いう古鎮に行くのだ。
ちょうど上海と杭州の真ん中くらい、車でだいたい2時間くらいだろう。
「何で行こう」行かないつもりだったからあまり調べていない。
「バスがあるはずや」
「行き帰りだけのバスやったらええけど、ガイドツアーやったらひきまわされる
だけでおもろなさそうや」
「タクシーはどやろ」
「行けへん距離やないけど、上海のタクシーは遠距離はいやがるんちゃうか」
結局しらべてないのがたたってようわからん。知り合いの知り合いを頼って
相談してると、車で行ってくれる人が見つかった。もちろん有料やし、
安くはないが、まあ、楽しよう。
天気はいいし、恐れていたほど寒くはない。車のなかは気持ちよくてついつい
眠ってしまっていた。
外を見たらもう桐郷のあたりを走っている。
あとちょっとだ。
有名な古鎮なのでさぞかし人が多いだろう。
「チケットどうする?」どうも東柵街と西柵街の2ヶ所に分かれているらしい。
それもかなり離れている。
両方まとめると150元、一か所だけだと100元だ。今は東にいる。
多分西柵は後で作ったつくりもんやからおもろないやろけど、時間がいっぱい
あるから両方行こう。お金も得やし。
それで、東柵の西の端から入ったことになる。
東西に流れる運河にべったりと沿って、両側に老街がある。
南側が河沿いの景色をみる通り。
北側がお土産屋通りだ。行って帰ると両方びっしり見られるがそこまで
やることはない。適当に河の右に行ったり左に行ったりすればいい。

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2010年12月07日

江南の旅、上海で晩ご飯

考えて見ると目の前に四川人が二人いる。もしかしたら私も半分四川人のような
ものかもしれない。辛い物が大好きななのだ。
そうなると四川料理に行くしかない。
誰もそう言ったわけではないが、ものごとは勝手に意のある方に流れて行く。
「いつもの黒三娘(ヘイサンニャン)にいくか」
「賛成、賛成、△△??」
黒三娘は上海B級激辛料理では一番おいしい店だと思っている。
と言っても全て比べたわけでもないし、沢山しっているわけでもない。
何の保証もないが勝手にそう想定しているだけだがそれでいいのだ。
2番目と思っていたところはこないだつぶれていた。万博再開発のあおりを受けた
のだろうか。
直前予約でも予約は予約で、飛び込みよりは優先される。
席に案内されながら、他の人は何を食ってるか目ざとくみておくのだ。
「おっ」と一品チェック、と思っていると、さすがに四川人たちも想いは同じ
同じか、すでに注文済みだ。
それは何かというと、ただただでかいピーマン(巨大なししとう?)なのだ。
別に辛くはないが、新鮮で柔らかくて甘みがあっておいしい。
他はいつもの激辛料理。
葉っぱはびしっと苦辛くてひりひりが気持ちいい。海鮮炒めも勿論辛い。
水煮魚は特別辛い。
モツ炒めは少し辛い。
箸休めは豆花だ。
これも素朴でおいしい。
「田舎の味やね」と言っている。
やっぱり元気がでるわ。
明日も頑張れる。

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ラベル:B級グルメ
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2010年12月06日

江南の旅、上海から

さて長らく旅に行ってないので虫が騒いできた。とりあえず虫抑えとして
簡単に旅に行こう。それで上海から江南といっても近場の古鎮を回ってみる
ことにした。
万博が終わった上海は静かなものだ。
リニアモータカーもゆっくり走っている。というのは冗談で、真昼間は最高速を
出さないのだそうだ。それでも所要時間は同じだから不思議と言えば不思議。
今回は移動に便利なように南京西路にホテルをとった。チェックインしたら、
前回見つけておいた旅行社に行って明後日蘇州に行く列車のチケットを買う
練習をするのだ。
旅行社に入ると、何となく様子がおかしい。
「飛行機のチケットだけみたいやで」
「列車のチケットないの?」
「あっち」と外を指さされた。外にでてもいつもの人込みがあるだけだ。
「さっぱりわからん」
その辺にいる人に聞くと、また「あっち」と指をさされた。
不安ながらもそっちに歩いていくと、「あった、あそこや」
それで並んで待っていると、実に簡単に買えた。
「これから列車も大丈夫や」
さて、晩飯までにはまだかなり時間がある。
「どこ行こ?」
「文房四宝の店行ってもええか?、ほんまにあるかどうか自信ないけど」
メモしておいた住所をたよりにタクシーに乗った。
着いたが見当たらない、指定した住所に来たからタクシーは降りないといけない。
あたりをうろうろ歩いてきょろきょろ探してみたが、無い。
「区画整理かなんかで無くなったんやで、よくある話やんか」
必死でごまかすが、調べ間違いかもしれない。しかし今さらどうもならない。
まだ時間がある。本屋に行って懸案の文徴明の画集を見つけた。沈周はなかった。
まだ時間がある。「南京路でも行くか」
夕暮れの南京路を散歩したらお腹もすくだろう。
それで晩飯だ。

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2010年09月05日

江蘇省食の旅−28、上海でいつもの四川料理

列車をおりて地下鉄に乗り換えて、それも降りて道路に出て見たら、雨が降っていた。
夕立ちだ。一旦は傘を出して歩いたが、歩いているうちに止んでしまった。
予想より大幅に早く着いてしまったので、予定していなかった用もすますことができた。
晩飯の時間もやってきた。
といっても殆ど腹は減っていない。
「老師の真似をして果物ですませたいなあ」と思うが、ちょっと義理があって、飯を
食わないといけない。
「何食べよかな?」とは迷わない。
今まで、味はいいが、比較的攻撃力の少ないものばかり食ってきた。
上海最後の夜は、「攻撃的なものを食うぞ」
と言ってもネタは少ない。事情があって選択肢も少ない。
「仕方ない、いつもの黒三娘に行こう」
「やっぱり、これがええわ」
とうがらしに水没した、水煮魚だ。
ひりひり、びりびりと旨い。

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いつもの辣子鶏、軟骨付きの小さな鶏がぴりぴり、ひりひりと旨い。

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だんだん味が落ちてきた感があるが、麻婆豆腐もねっとりと辛い。
これもええもんや。

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辣子鶏に似てるが、こっちは蛙だ。
今まで、何度か蛙は食べた事があって、あまり旨いという記憶ななかったが、
これは意外と旨い。柔らかいけど、弾力がある肉だ。

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「ついでにお茶の瓶、写さして」
「この銅の茶瓶、ええ形してる。欲しいなあ」

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後は野菜を一皿、全部ついばむ程度だ。
攻撃力はあったけど、腹いっぱいはいかんともしがたい。

後はもうちょっとだけ用を済ませて、明日は上海とお別れだ。
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2010年09月04日

江蘇省食の旅−27、蘇州駅から上海へ

蘇州駅についた。この前2月に来た時は無かった駅だからすごいもんだ。
感心するのはいいが、出発までかなり時間がある。
来る時に、チケット変更できたので味をしめて、又、換えに行った。
しかし、全く駄目だ。
「しかたない座って待っとこう」
こんな大きな駅で、こんな大きな待合室で1階も2階も超満員だ。
その上どんどん人が増えてきている。
「一回座って、後でトイレに行ったらもう席ないやろなあ」と思いつつ座る。
前回は、蘇州からの帰りの列車は立ち席しかなかった。
そうは言うても、40分だったから問題なく我慢できた。
今回は席があるからもっと楽だ。しかし、何分かかるか切符に書いてないし、時刻表にも
でてこない。何で到着時間がわからへんのや。
かなり暇だ。持ってきた本も読みつくした。周りの人も暇そうだ。
ぼんやりとして、寝てるような寝てないような人達が多い。
荷物をおいたまま、トイレだろう、席を立つ人もいる。
「ずいぶん治安がよくなったんやなあ」と感心する。
ほんのちょっと前までは考えられなかった。
上海の空港の国際線のロビーでレストランで食べてる時に、一緒にいた人の荷物が消えた
事もある。深センでは持っている大きなスーツケースを目の前で強奪されたという話も
聞いた。デジカメを盗まれた、パスポートを取られたなんかなよくある話だった。
それで荷物はいつも緊張して持っているが、「大丈夫や」と思う人もいる時代になったのか。
それでも何とか時間が近づいてきた。
「やっぱりトイレは行っとこう」と席をたった。勿論スーツケースは持って行った。
やっぱり帰ったら席はなかった。当たり前だ。
定刻に改札が開いた。
今回も超満員だ。立ち席の人もいる。あいかわらずだ。
40分よりは早なったかな?と思っていたら。
「上海西」というアナウンスが聞こえ始めた。
「まだ20分くらいしか経ってないで」
それで上海駅についたのは、蘇州からわずか25分後だった。
改めて中国の発展のすごさを感じてしまった。

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2010年09月03日

江蘇省食の旅−26、蘇州観前街へ

外を眺めると、疏水の向こうは緑に囲まれた大きな公園だ。
水の上ではボートが気持ちよさそうだ。
こっちもビールに酔って、おなかも一杯で気持ちが良い。
「さて」と立ちあがったが、上海に帰るにはまだかなり時間がある。
時間はあるが中途半端だから、どう過ごすか難しい。
「観前街まで行って本屋でも寄ろう」と話がまとまった。
何の事はない、朝一番に行った蘇州麺の「朱鴻興」のあるところのちょっと横の方というか
ここの横の方に「朱鴻興」があるのだ。
老街というより繁華街だ。デパートも沢山ある。買い物の人でびっしりと賑わっている。
「これが玄妙観という道教の寺や」
大きい寺だ。これを目当てに観光に来ている人もいるくらいだ。
というより、大きな木があるから、その木陰に涼みにきているのだろう。
ちょっとずつ店をみながらも、結局は本屋に入る。
ちょっと書の手本を探したかったのだ。
しかし、あまり目当ての本は見つからなかった。
それでも時間は結構つぶれた。
表に出ると、老師が果物屋の前に立ち止まった。
「ちょっと待ってな」
朝と昼に食べ過ぎたから、夜はこの果物ですますのだという。
「それはええ考えやね」
いくらなんでも食べ過ぎや。
さて、そろそろ駅に行って、上海に帰らないといけない。
老師はまだ蘇州に滞在するから私一人で帰るのだ。
「蘇州駅も新駅に替わってるから、念のため送ったるわ」
タクシーを止めようとするが、なかなかつかまらない。
ごうをにやして「なんやったらバスで行こうか?」と言い始めたのを聞こえないふりをする。
スーツケースを持ってこの炎天下でバスはつらい。
やっとつかまった。
安心して上海に戻ろう。

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2010年09月02日

江蘇省食の旅−25、再び蘇州飯

しばらくすると、全員集合だ。実は昨日の昼食の時に話がいろいろ盛り上がって、同じ
オーナーのもう一つの店でも食べようという事になったのだ。その間の事情はいろいろ
あるが、日本語ではわからない。
しかし食べ物には国境はない。旨いものは旨い。
味付けの傾向は昨日と殆ど同じだが、料理はできるだけかぶらないよう気をつかっていた。
「出た、アヒルの首だ」
これがそうなんか?、かなり前に映画でみたことがある。重慶らしき街の屋台街で、この
アヒルの首料理専門の店をやっている美人おかみがいた。そのおかみ目当てに通ってくる
男といつか恋仲になって・・・・という映画だ。
映画もおもしろかったが、この首のぶつ切りなんか旨いんかいなと思っていた。
それがこいつだ。
「これは旨いですよ、是非どうぞ」、「うん、旨いなあ」
私も恐る恐る食ってみた。
なかなかおつな味だ。酒のあてにはいいだろう。首筋の弾力感があるのに柔らかさもある。

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これは大根(蕪?)の漬物。そう、老師が、街角で買ってたやつだ。
「これはうまいわ」
やっぱり私も買ってよかった。日本に帰って食べるのが楽しみだ。
日本の沢庵に味も見た目も似ているが、微妙な違いもある。
まぎれもない漬物だ。

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この田鰻は昨日のよりおいしい。

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蝦の天麩羅。何の変哲もない。
しかし、この衣の味がいい。揚げ加減も上出来だ。
良い味だ。

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「もち米を葉っぱに包んで蒸したものだろう」と思ってたが、なかはなにかポロポロした
珍しいが旨いかどうは好き好きだろう。

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まだまだ何品も料理は出て来たが、昨日と同じものが殆どなのでパスしよう。
食べるのはパスしてないけどね。
文化のレベルの高さを思わせる料理であった。
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