2010年12月05日

大和三山

先日、壊れたメインアンプを持って友人の家に向かった。
明日香の方にあるのだ。
久しぶりなので道を調べるとええ具合に高速道路ができている。
「これは便利や」
高速道路に入っていくと、右手に羽曳野平野がぐーんと広がっている。
あんまりきょろきょろしたら危ないが、ひろびろとした長めだ。
もしかしたら昔の竹内街道にそって走っているのかもしれない。
道はだんだんと左前の山あいに向かっていく。
最初の山あいを抜けると大和平野に入ったのだろう。遠くに二上山らしき山が
見える。
山あいの道のおおきくゆっくりしたカーブを走って行くのは気持ちがいい。
しかし、助手席には大事な真空管アンプが乗っているから十分気をつけないと
いけない。
もうしばらく走ると、背中と左右に山を残して、正面が開けた。
眼前左手に奈良盆地が水平に広がっている。
正面から右手は大和三山だ。
左から耳成山、畝傍山、天香具山だろう。
山裾には薄雲がたなびいている。
空もうす曇りで雲の間から日がさしている。
「やっぱり神様がいたはる国やわ」と何となく思った。
どこまでも長閑でおだやかな風景だ。
この景色を抜けると、あっと言う間に目的地に着いた。
便利なものだ。

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2010年12月04日

京都、法然寺

紅葉未だ来の頃、法然寺に行った。
行きたくていったわけでもないし、前から知っていたわけでもなくて、
「行くよ」といわれて連れていかれたらそこが法然寺だったというわけだ。
水墨画の先生の知り合いが個展をしているという事で顔をだそうという話だった。
「哲学の道だよ」
「そこを右にまがって、次を左にまがって」
わからんまま、細い道を車を運転して、着いた。
はずかしながら京都にこういう寺があるとは知らなかった。
知らない事は数々あるがこれもその一つだ。中国人の老師の方がよく知っている。
山門に着いた。「葷辛酒肉、山門に入るを許さず」とある。
匂いの強い野菜、辛いもの酒、肉はあかんということだ。
簡単に言えば、「酒とあてはあきまへんで」ということ。禅寺ではないと思うが
戒律が厳しいのだろう。熊谷次郎直実が法然の許しを得て建てたとある。
またまた登場人物が、先だって読んだ「道元禅師」などと同時代の人達だ。
それにしても、この参道と山門の感じがなかなか味がある。
山門は緑の草にびっしりとおおわれていて古びて枯れた味わいというよりは、
生き生きと生命力に満ちている。
枯れた中からたちあがってくる生命というのが新鮮だ。
門を入れば左右に沙山がある。
びしっと表面を長方形でまっ平らに整えて箒の刷毛目で画を描いている。
意味はよくわからないが、本堂に入って行く緊張感を一気に整えているかのようだ。
ここから奥を見とおす景色も風情がある。
質素で簡潔な寺であった。

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2010年11月24日

東福寺へ先がけ紅葉狩り−帰りに丸福でうどんを食う

さてもう見終わった気分だから帰ろう。
門前には、いろいろな店がならんでいる。
和菓子屋さん。魚屋さん。八百屋さん。雑貨屋さん。おかず屋さん。
骨董屋さん。
様々だ。しかし、「売茶翁」が人の道を説きながら茶を売っているわけではない。
レストランもたくさんある。和食屋さん、カレー屋さん。うどん屋さん。
洋食屋さん。
「どれも決め手にかける」
それでも腹が減ってきたなと顔をあげたら遠くに京都タワーが見えた。
京都駅までいったら近くに丸福がある。あそこに行ってうどんを食おう。
帰りは来た分と同じだけ歩く。うまい近道があるわけはない。
車に乗ったら後は早い。
今日は天麩羅が食べたい気分だ。理由はない。
「天丼セットを食べよう」
ここの天麩羅は注文を聞いてから揚げるから熱々でさくさくでおいしい。
しかし、時間はかかる。
待っている間に横目で他の人が食べているのを見たら、蕎麦の人がおおい。
うどんと蕎麦を両立させているばあいは私の長年の経験上、蕎麦がメイン
だと考えるべきなのだ。
さて時間がたったので天麩羅ができた。
やっぱり天丼はうまい。ざばざばと食っていく。
うどんはどうだ?
ちょっとのびてるなあ。だしもぬるめやし。
今日はちょっとだけポイント下がったが、やっぱり美味しい店だとおもう。
次は蕎麦を食べて見よう。

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タグ:B級グルメ
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2010年11月23日

東福寺へ先がけ紅葉狩り−偃月橋

さて本堂にもどったがさして見るものはない。
どうしようかとおもったが、偃月橋の方に国宝の龍吟庵を公開中とか書いてある。
まあどっちでもいいけど、偃月橋を見るのもいいかなと思い行って見た。
人の流れについて入って行くと、どうも入場料が安い。
中に入ると感じが違う。
「間違えた」隣の即宗院というところだった。西郷隆盛ゆかりの・・・とかいう
ことだがあんまり興味はない。
もう一度、龍吟庵に入りなおした。
いきなり、「国宝ですからさわってはだめです・・」
「国宝ですから写真とってはだめです・・・」
えらい厳しい。
解説もえらいぎょうぎょうしくて退屈だ。あきてきたので申し訳ないが聞かないで
勝手に見て回った。
どういう関連か、昭和の作庭家がつくったという庭がそこにある。
枯山水だ。
「これはいけませんね」
芸術性が高いということなのかもしれないが、私には、精神性よりわざとらしさを
感じてしまった。
研ぎ澄まされたもの、張りつめたものが感じられないのだ。
或る意味建物には似合うのかもしれない。
早々に退散した。
偃月橋はなかなか面白い。味があるつくりだ。
さてお腹がすいてきた。

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2010年11月22日

東福寺へ先がけ紅葉狩り−通天橋

先を急ごうといっても時間制限があるわけではないし、何か予定があるわけでも
ない。
門を入るといきなり通天橋の入場券売り場だ。
ということは横から入ったという事になる。どこから入っても行くところは同じ
なので並んでチケットを買う。それなりの人がいるのだ。もう閑散期とは言えない。
「もう紅葉してるやんか」
列の後ろについて橋を渡る。
「きれいやね」
予想に反して既に紅葉が始まっている。満開とはいかないが、それなりに美しく
て風情がある。
見るのは簡単だが写真をとるのは難しい。良い場所にきたら、誰かの肩越しに
撮るか順番を待つのだ。といっても多分一番いい場所は空中だろう。
そうなると、部分部分をおぼえておいて画に描くしかない。
勿論、鉄斎の画もそういう視点で描かれている。
通天橋を挟んで、橋は3本ある。
下は臥雲橋、上は偃月橋だ。この間を小川が縫って流れている。これに沿って
山の斜面一面に紅葉があるのが本来の姿のようだ。
渡りきると東福僧堂、開山堂を見学するというしかけになっている。
それでどこからでも外に出られるが、「出たら入れませんよ」とチケット売り場
で念を押されている。
下に回って臥雲橋をわたりながらもう一度紅葉を見上げて、本堂に戻った。
画には杜牧の詩を一首添えておこう
山行
遠上寒山石径斜
白雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花

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2010年11月21日

東福寺へ先がけ紅葉狩り−雪舟寺

まっすぐ境内に入って行こうとして、ちらっと右をみたら、「雪舟寺」と書いた
寺があった。
「雪舟やったら見逃せん」と中に入った。
門を入って植え込みを抜け、玄関に立つと奥からすっと人がでてきた。
センサーでピンポンと音が鳴るわけではないし、テレビカメラがあるわけでもない
「何でわかるんやろ?」
「雪舟の画はありますか?」金を払う前にしつこく確認する。
「画はないけど、雪舟が京に来るたびに滞在したお気に入りの寺だったんです」
なんとなくよさがだから入ってみよう。
「ここはいい」
中国に庭のようではないのは当然だが、先日見た児島の野崎家の庭のように、
「ありすぎ」ではない。
簡潔ではあるが美しい。借景も良く考えられている。
「雪舟が好んだのも無理ないわ」
書院や茶室も手入れが行き届いていて、さりげなくお金がかかっている。
襖絵に水墨があって、雪舟ではないが、ほどよく寂びた画がよく似合っていた。
東福寺を全部ではないがそれなりに見終わっての感想では、
「結局雪舟寺が一番よかったね」
ということだったが、この時点ではまだ先がある。
「本体を見にいかなくては」
先を急ごう。

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2010年11月20日

東福寺へ先がけ紅葉狩り−山門へ

最近古本屋で富岡鉄斎の画集を手に入れた。大好きな作家なのでじっくり
見ている。その中で、東福寺の通天橋を描いた画を見つけた。
「こんな画描いてみたいな」と思った。
それなら一度見ておかないといけない。
しかし、紅葉の見頃になると押すな押すなの満員になるらしい。
「今頃やったら、多分人はすくないやろ」との期待で行く事にした。
初めてで場所がよくわからないからナビが頼りだ。最近は地図をじっくり検討
したり、プリントアウトして準備するような面倒な事ができなくなった。
「もうすぐそこやで」ナビの地図でもわかるし、山の下に大伽藍らしきものも
見えてきた。踏切を渡って左に曲がる、一方通行だ。
「駐車場はありません」という看板がちらっと見えた。
が、頭の中は、いつものように有名なとこには大駐車場があるという安易な
思い込みがある。
山に平行に一方通行の車道が通っていて、道から右に曲がれば東福寺だ。
要所要所に警備員がいて交通整理をしているが、駐車場はないよと手を
振っている。「ないよ」といわれてもどうすればいいんだ。
後ろの車から圧力をかけられるままに前に進むしかない。
横目でコインパーキングを探しつつ行くが、たまたま見つかってもすでに満車だ。
ずるずると参拝エリアをかなりはずれた寂しいところまで来てしまった。
一方通行のままだとどうにもならん。「ままよ」と右に曲ってみた。
「あった」車三台のちいさなコインパーキングだ。小さくても1台分だけ空いて
いればいい。
そこから、20分ほど歩きながら電車の駅を横目に見る。
「ここは電車で来なあかんわ」と今わかった。
それでやっと山門に到着。
かなりの人がいる。

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2010年11月14日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へーさあ帰ろう

野崎邸を出る頃にはそろそろ夕陽時分になっていた。今日は風が強い。
せっかくここまで戻ったからにはもういちど桃太郎ジーンズの店を見て行こう。
「やっぱり「すくも」を使って手染めをした藍染め品はええわ」
「色の深さがぜんぜんちゃうわ」
改めて感動した。
しかし、ばんばん買いまくるほどお金はない。
たまたま布地を売っていたのでそれを買って帰った。中国でよく買ってくる
布地とは全然違う。
財布は軽くなったが心は暖かくなって、駅に向かった。
またもやラッキーだ。5分後に電車がくる。時間はたっぷりあるので、こんなに
効率よく動く必要はないのだが、必要がないときに使ってしまうのが運という
やつだ。
もう岡山駅についてしまった。一旦バスターミナルに行って様子を見よう。
「寒い」
だめとわかりつつも、「時間変更できますか?」と聞いて見た。
「一旦払い戻して、買い直しですね」と言われた。やっぱりだ。それだと早割で
買った意味がない。

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どうせ帰りは遅くなるから、何か食べようと駅の周辺をうろつくが、晩ご飯タイム
には時間が早すぎるし、事前調査もしてなかったのでいいとこが見つからない。
「しかたない駅で食おう」うどん屋を見つけた。讃岐の向かい側やからおいしいかも
と思いつつ、アナゴ天うどんをたのんだ。
讃岐に比べるべくもないがうどんはまあまあだ。天麩羅はちょっと・・。

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それから、本をたっぷりよんで、それでバスが来た。
帰りも順調。帰りのコースは来た時とはまた違う。時間帯によって迂回路を使い
わけているのだろう。今度は予定より早く着いた。

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倉敷、児島バスの旅の話、おしまい。
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2010年11月13日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー野崎家の庭にもどる

さて建物を一周したら今度は庭に戻る。
と言っても実際に建物を見て、庭を見てと2度回ったわけではない。
それはこちらの話の都合上2度に分けただけのことだ。本当に2度も回ったら
疲れるだけだ。
ところで、「さざれ石」って知ってるだろうか?
誰でも知ってるあの有名な歌にでてくるやつだ。
「・・・・さざれ石の巌となりて・・・」というくだりがある。
私はあれをてっきりものの譬えと思っていた。何かの話にでてくる架空の
ようなさざれ石が巌になってしまうほどの年月を・・というような感じかな
と漠然と思いこんでいたのだ。玄関を入ると、「さざれ石」と札が立っている
ではないか。
「えっ、ほんまにあるんか?」と驚いた次第だ。
こいつが岩になったやつか。

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そっから先は広大な庭だ。掛けれるだけ金をかけたという感じだ。
様々な銘石があり、様々な銘木がある。手入れもいい。
東屋もあれば茶室もある。
ないものはないほどだ。
それで思った。画を習っているとよく老師に言われる。
「あなたのは描き過ぎですよ」
必要なものが足りなくて、必要でない物がおおすぎるのだ。
この庭もそんな感じ。
なんでもあればいいというものではない。
ぎりぎり必要最小限でまとめる感性が大事なのだ。

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旧家の庭も満腹満腹。
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2010年11月12日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー野崎家住宅へ

藍染め体験は私一人だったためか予定より早く終わった。
帰りのバスは余裕をみて18時半発で予約してあるから、かなり時間が余る。
それなら、後回しにした野崎家とやらに行ってみよう。
駅の前の通りは広くてなにもないから風がビューと吹き抜ける。
風に向かって歩き慣れてしまった路を又戻る。
ちらほらと観光の人がいるにはいるが温まるほどではない。
「有料か?」抵抗感が抜けきれないが、500円払って中に入る。
このあたりは塩の名所だそうだ。そういえば、道々塩饅頭を売る店が多かった。
塩饅頭は甘いのだろうか?辛いのだろうか?何故塩で饅頭を作ろうと思った
のだろうか?疑問はつきないが、食べないからどうでもいい。
ここでも塩づくりの体験実習があるようだ。
「藍染め実習に比べたら品位はおちるやろ」
勝手に思った。
さすが、財力にあかして贅を尽くしただけの邸宅だ。
「えらい広いなあ」
ぐるっとまわってみよう。
どれだけの部屋があることやら、どーんと突き抜けた部屋の数々が壮観だ。
庭は後回しにして裏に回ってみよう。
裏山を借景にしているようでもないが、裏山に妙に艶めかしいカーブの
石垣を施してある。その石垣に沿って、台所やら漬物小屋などを通って
ぐるりと表にもどると大きな蔵がならんでいる。
全部回るとそれなりに時間がかかるなあ。

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2010年11月11日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー藍染め体験

藍染は好きだし興味もあって、中国に行った時などは買いもするし
見学ができるのであれば喜んで見ていた。
しかし、天然藍と化学製品のインディゴを使ったものの違いはよく
わからなかった。結果でみれば同じだと書いたものもあった。
ここで説明を聞いてよくわかったのは、材料が天然というだけでは
だめなのだ。天然藍をきちんとした製法で仕上げて更に堆肥状に乾燥
させ「すくも」を使っているかどうかで本物の藍の色ができるという
事なのだ。
そのすくもを甕にいれて灰汁を加えて醗酵させると表面からぶくぶく
と泡が・・・確かにでている。
これをそっと横にどけて、布を漬けて、手でしっかりと揉見込む。
これで布に藍が入る。そして広げて空気で参加させると藍が青く変化
する。これを何度も繰り返していくとだんだん深い藍色が布に入って
いくのだ。
「臭いは気になりませんか?」
「なんの、まったく」
中国では、もっともっと臭い匂いをまいている食べ物屋がたくさんある。
沢山やるとつらいかもしれないが、ちょっとだけだと楽しい。
どんなんができるか楽しみだ。
「では、水であらって乾燥させてみましょうか」
しばらく待っていると出来たのを持ってきてくれた。
「ほう、えらいええ模様ができましたね」
手でくしゃくしゃ包み込んだだけのものが、自然に面白い模様になって
しまった。
藍の色が実にいい。深くて味がある色だ。
「これが本物の藍の色か」
眼があらわれる思いだ。中国でさんざん買ってきた藍染め製品と全く
「色が」というより「色の深さ」がちがう。実に味がある。
これは、ええわ。

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2010年11月10日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー「藍のぞき」へ向かう

本藍染めのジーンズは糸の状態で手で染めるのだそうだ。その糸を
使って織ったジーンズの微妙な藍色の色ムラが使えば使うほど味を
出してきそうだ。楽しみ楽しみ。
そうこうするうちに時間は1時を過ぎてしまった。
藍染め体験は2時からの予約だ、急がなければ。
場所は、駅を挟んでここと反対側だ。一旦駅に向かって戻ろう。
それにしても腹が減ってきたが、短時間でちょっと簡単にお腹を
満たしてくれそうな所があれば食べようと思いつつ歩くが、そう
うまくはいかない。見当たらないのだ。
顔をあげると路の真ん中に瀬戸大橋がある。
出来た頃はこのあたりは開通記念一色でもりあがっていたのだろう。
さてもう駅についた。行き先は駅を通り過ぎて少し行ったら、中古車屋
があって、その向かいと地図には書いてある。
「えっ、もうそこやんか」駅からは1ブロック先にもうあったのだ。
時計を見るとあと20分くらいある。
横目でずっと右の方を見るとパチンコ屋が見えた。その横にくっついて
丼屋みたいなのが見える。あそこなら10分くらいで食べれるだろうと
結構腹が減ってるからとりあえず食べておこう。
「ブルコギ丼」とかいう結構わけのわからんものをたのんでしまった。
できたやつを鍋に入れ直して、火にかけて温めなおすだけ、簡単やろと
踏んだがなかなか来ない。やっと来た。あと10分。5分で食べよう。
臭いを心配しつつガムを噛みつつ目指す「藍のぞき」に到着。
玄関に藍の暖簾と藍の甕が置いてあって雰囲気抜群だ。
中に入る。
どうやら私一人らしい。

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2010年11月09日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー桃太郎ジーンズ

ジーンズストリートといっても平日のせいかどこも開いてない。
他の店も閉まっている所が多い。しかし「桃太郎ジーンズ」は確認済み
だから開いているはずだ。確か、野崎邸の向かい側ということだった。
野崎邸が見つかったので、先に覗いていこうかと近づいたらなんと
有料だった。それなら後で時間ができたらにしようとやっぱりジーンズ屋
に向かう。と言っても反対側を向くだけの事だ。
「本藍で染めた、手織りのジーンズを見せて下さい」
「この機械で織るんですよ」と手織り機も見せてもらった。
残念ながら手織りをする人は今日はいないようだ。今では一人しかできない
ということだった。
「やっぱりええですなあ」
微妙な藍色の感じがとてもいい。手触りも柔らかくてすばらしい。
「ちなみにお幾らなんですか?」と聞くと、
「ぎょぎょっ」とする値段だ。高級スーツが仕立てられるくらいだ。
これはとても買えない。
「機械織ならどうですか?」
ジンバブエコットンを使ったものはまだ手が届かない。
「機械織で自社製の綿を使ったのがありますよ」
これもこだわりの無農薬自然栽培の綿ですが、値段は安くなります。
これなら、かなり悩みつつも無理をすれば買えないことはない。
一度本藍の微妙な色の具合を見てしまえば欲しい気持ちを押さえるのは
難しい。
「ええい、買ってしまえ」
裾直しをしてもらう間に、藍染体験に向かおうと思っていたら、
「10分で出来ますから」というので、他の商品も見ながら待つ事にした。
何と10年保証だそうだ。

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2010年11月08日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー岡山から児島へ

岡山駅についたがまだ最終目的地ではない。
駅前に降りると、昨日まで暑かったはずなのに今日は寒い風がピューと
吹いている。
ここから児島まではJRで行くのだ。マリーンライナーというやつに
乗って、予讃線を瀬戸大橋に向かうのだ、といっても瀬戸大橋は渡らない。
児島というのは、本州と四国の境になる駅だそうだ。
JRの料金や運賃計算では重要な地点だ。
旅行業管理者の試験で勉強した。(この話はいつかしよう)
丁度昼飯時だから食っていこうかなあと思いながら時刻表を見たら、
5分後に列車がでる。あんまり具合がいいから乗る事にしよう。
飯はあとで考えよう。
メジャーな路線なのか平日の昼だというのに結構混んでいる。
出張のビジネスマン?家に帰るおじさん?おばさん?
学生もいる。
約20分で児島についた。
広くてなんにもない。おおきなバスの停車場とタクシー乗り場があって
あとはがらんとしている。
しかたない、飯は後にしよう。
先にジーンズ屋さんに行ってみよう。
ここでも風がぴゅーっと吹いている。寒くなりそうだ。
駅を背にまっすぐ信号まででて、地図を頼りに右に曲がる。
大きい建物は少ないから地図の目印はわかりやすい。
次の信号を左にまがって、その後三つ目の信号を右だ。
簡単に、「ジーンズストリート」の看板を見つけた。
このへんだ。

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2010年11月07日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へー岡山までバスの旅

朝8時過ぎ、「さあ行くぞ」と一人力んでもバスの中は静かだ。
たった数人だけの客を乗せて出発した。
いきなり、「中国道の西宮北、吉川JC間、工事中の影響で大幅に遅れが
でる恐れがあります。ご了承ください」と録音アナウンスが。
「ええっ、ほんまかいな、藍染体験の予約してるし、大幅に遅れたら
どうしよう」
早速心配事発生だ。
運転席から、「迂回路を○○から●●まで走りますのでご了承ください」
とアナウンスがある。○○も●●もよう聞こえへんかったけど、了承する
しかない。
車は阪神高速をぐるっと回って、湾岸線の方に向かった。
なるほど、こっちから行くのか。生田川から新神戸トンネルの方に右折
して行く。その後は又阪神高速だ。「こんなとこにも阪神高速があるんか」
そうこうしているうちにぐるっと回って山陽道に戻った。
これで安心だ。
休憩地点で運転手のアナウンスでは「約20分遅れです」という事だ。
工事があったらあったできちんと迂回路を設定して譬え遅れがあっても
安定した運行をするのはたいしたものだと感心した。
バスは備前路を順調に走る。路の両側はもうすっかり秋だ。
外は晴れ、いい天気、皆ぐっすり寝ている。
私は、「寝られへんから本でも読むか」というわけにはいかない。
バスの中で本をよんだらてきめんに酔うのだ。
今でもちょっとだけ気分がよくない。
それでもうとうとしてしまったら、もう着いた。
20分遅れで順調に岡山駅西口だ。

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2010年11月06日

桃太郎ジーンズの倉敷、児島へーバスで出発

ふとしたきっかけで、倉敷の児島というところがジーンズの発祥の地だと
言う事を知った。
日本で唯一ジーンズの手織り機があって今も手織りジーンズを作っている
という。
ジーンズの藍色の染めもこだわりの手染めのものがあるという。
藍染の体験をさせてくれるともいう。
しかも問い合わせて見たら、ネットで売っているのは一部なので、
買うつもりなら来て見て納得した方がいいというのだ。
本物の藍染とインディゴ染は一目でわかるほど違うのだという。
そういうことなら是非とも行ってみないといけない。
さて、行くからには一番安価な方法でいってやろうと考えた。
児島なら、JRで大阪から岡山に行って、そこから瀬戸内に向かって児島まで
行くのだ。
新幹線なら往復1万円以上するのだ。旅費にそれだけかけたら、ジーンズが
えらい高いもんについてしまう。
やっぱりバスだろう。半額近い値段でいける。
時間も新幹線より1時間半ほど長くかかる程度だ。今の私には問題ない。
バスなら更に早割というのがあった。
7日割、カード決済というのをすれば相当安い。
変更はできないが、自由の身だから大丈夫だろう。
それで7日後に日程を定めて、藍染体験の予約もした。
初めてだから早い目に行こう。
さあ、出発だ。

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2010年10月03日

山縣有朋別邸、「無鄰菴」

これもある種のミニミニ旅の一つかな?
先日テレビを見ていたら、京都の知られざる名園を紹介していた。
明治の頃、南禅寺の周辺の再開発を目論んで、広大な土地を確保したが、
計画が頓挫したので、その跡地が、いくつかの別荘になったということだ。
政治やビジネスの世界で成功した人の別荘だからどれもすごいものだった。
その一つとして、明治の元勲、山縣有朋の別荘もでてきたのだった。
「これ、最近行ったことあるで」
思い出した。
京都に用があって行ったついでに立ち寄ったのだ。
簡素な門をを入って行く。
こんな石像がさりげなくおいてあるが、なかなか味があるものだ。

小さな玄関の建物をくぐり抜けていくのが趣向だろう。
庭にでると、視界が一気に広がる、驚きの風景だ。
そのまた向こうの東山を借景に、視線は奥へ奥へと果てしなく広がる。
まるで水墨画で下から上に視線を走らせているようだ。
川が流れている。視線の上の方、ずっと奥の方から水が流れてくるのだ。
琵琶湖疏水のすぐそばだから、この水の力をさりげなく巧みに利用している
のだ。
本当はこういうところでお抹茶でも一服いただいてゆっくりしたいものだ。
ちゃっちゃと行って、ちゃっちゃと帰ってしまう性格を直さないといけない。
それはいいとして、今でも確かに綺麗だが、ここは紅葉の季節に来るべき
だろうと思った。
庭の紅葉と、東山の紅葉が入れ混じって、絢爛豪華な画になりそうだ。
又、来よう。
紹介された別荘は全てが公開されているわけではないが、こういう風に
公開してもらえると庶民にも楽しめてありがたい。

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2010年09月28日

中国の人達と奈良、金沢へ−10 兼六園を見て帰る

「金沢21世紀美術館」から街に戻る。
よくは分からないが中心街に近いのかもしれない。もう店じまいを始めているところが
多いが、お洒落なレストランやブティックが沢山ある一角に来た。
彼らも若い人が多い。こういうところは元気がでるようだ。まだ開いている店に入って
いろいろ物色している。
大阪のアメ村みたいなところもあって、「これ、どや」、「かっこええ、よう似合うで」
と喜んで買い物を楽しんでいた。
「1人おらへんで」
どう見ても一人足りない。
しばらく待ってみたがいない。ちょっと焦って探し始めた。
「おらんで」
こんなところで迷子になったらこまるやろ。
「日本語しゃべられへんで」えらいこっちゃ。手分けして探すがいない。
ホテルに何度か電話する。やっと、「帰って来た」という返事があった。
「よかった」

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次の日は、朝一番から兼六園だ。何故か知らないが、中国の人はここを目的に金沢まで
来たがったのだった。
「何で兼六園って言うの?」
「済みません。知りません」
それで後ほど調べて見た。
兼六園とは普通では備えることのできない六勝が備わっているのでそう名付けられたとある。
六勝とは、「宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望」を言い、つまり
宏大を狙えば幽邃が少なくなるし、人力が勝ると蒼古が少くなり、水泉多きは眺望難しと
いうことで、全てを備える庭園は、ただ「湖園」だけだと言う話が中国にあって、この
「湖園」に似せて作ったのが兼六園だということだ。
まあ、それだけすごいということなのだろうが、全部備わっているとなると見るのが大変だ。
「ゆっくり時間をかけて見てきて下さい」
と思いきや、意外と早く、「もうええで」という事だ。
前にも言ったが、中国と日本では庭園を造る思想が根本的に違うと私は思う。
それでやっぱりそれほど心に響かなかったんちゃうんかなあ。
わからんけど。

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2010年09月27日

中国の人達と奈良、金沢へ−09 金沢へ

金沢の街に着いたのは丁度良い位の時刻だった。これでホテルに入ってチェックインして
少しゆっくりして晩飯だという具合だ。
夕方のラッシュの時刻になったのか市街地に入るとだんだんと車が混んできた。
それでも順調で、ホテルが見えてきた。しかし、路の反対側だ。反対車線は渋滞していて
右折できない。こっちも渋滞気味で後ろからも車がつまっている。
立ち往生はできない。しかたないから一旦左に曲がってどこかで右に曲がって
大通りに出たら右折して、ぐるっと回って反対車線をもどってきたらええか。
と簡単に考えて左に曲がった。路はぐねぐねとまがっていてどこまでいっても
路地が続く。
「あそこが、武家屋敷の跡やで」みなさんはついでに観光を楽しんでいる。
右にちょっと曲がって行っても、左にちょっと曲がって行っても予定通りには行けそうも
ない。下手したらにっちもさっちもいかない露地に入り込んでしまいそうだ。
「仕方ない」、「もういっかいナビをセットして案内どうりに行くしかない」
それでも、細い路をぐるぐるまわって、やっと出た。
しかし、同じだ。反対車線だ。「もうしょうがない」
強引に右折して、やっとホテルに入った。
今度は車が大きすぎて駐車できない。一旦みなさんを下ろしてから、かなり離れた
駐車場まで置きにいった。
「やれやれ」飯に行こう。もう暗くなってきたなあ。
「この辺はちょっといい所なんかも知れん」和服のおねえさんなんかも歩いてるし、
派手めの看板がたくさんある。「こんどゆっくり探訪にこよう」
ちょっと盛り上がって、酔っ払って、すっかりご機嫌になったから、皆で散歩しよう。
「ほう香林坊のあたりなんか?」、「お城が見えてきた」、「あの向こうが兼六園やで」
明日行くのだ。
古い城下町という風情で良い感じだ。
公園の中に変わった建物がある。
「金沢21世紀美術館」というそうだ。
中に入らなくても現代アートが楽しめるくらいだ。面白い。
さすが美術学校の先生達。楽しんでいる。

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2010年09月26日

中国の人達と奈良、金沢へ−08 東尋坊へ

永平寺を見終わったらそのまま金沢に行くのももったいないので、東尋坊でもよりましょうか
と言っていたら、「行きましょう」という事になった。
「さて、ナビをセットしよう」としていたら、「この辺は温泉が有名やね」
「温泉に入ってみたい」という話が持ち上がった。
「途中で寄れるとこがあるやろ」ということになってしまったので、売店の人に聞くやら
ナビをさがすやらで頭の中が混乱してきた。
しばらくすると、車の中でいろいろ盛り上がっている。
実は殆どの人が温泉なんか行きたくないのだ。教授だけが行きたかたらしい。
「温泉に行きたい人は手を挙げて?」
あっというまに却下されてしまった。私も安心だ。
といってもこのあたりは本当に温泉が多い地域だ。
「ちょっとぐらい行ってもよかったのになあ」という気持ちもないではない。
中国の人はあんまり好きではないのかな?
でも北海道の温泉場が舞台の映画は大人気だったそうやけど。
だんだん海が近づいてきた。暑いから窓を閉めてエアコンをがんがんつけているから
海の匂いがするわけではない。
しかし、外の景色を見ていたら誰でもわかる。
「目的地近くに到着しました」ナビも着いたと言っている。
ここもやっぱり駐車場の呼び込みだ。ちょっと外れに大きな市営駐車場があるが、それは
有料だ。
「無料の方がええで」
この店は表でイカや貝なんかを焼いて売っている。
ジュウジュウいう音も、香ばしい匂いも、もちろん串に刺した姿かたちも全部旨そうだ。
車を駐車場に入れてトイレに行っている間に、みなさんもう何か買って食っている。
好奇心旺盛だ。
海に出るとさすがに涼しい。
静かな海だ。遠くに地平線が湾曲して見える。
遊覧船がひっきりなしに出たり入ったりしている。

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